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【UFN131】兄弟同時出場、ティーマー兄がDWTNCS出身アルセのRNCで一本負け、弟に続けず

<フェザー級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
Def.3R2分55秒by RNC
ダニエル・ティーマー(スウェーデン)

デヴィッドの兄、ダニエル・ティーマー。兄弟でオクタゴン、同時出場を果たした。対戦相手はDWTNCS出身のアルセだ。サウスポーのアルセが右ジャブ、ティーマーは右ローを蹴る。右ローを続けるティーマーは、構えは違うが弟と同じスタイルか。アルセは左ミドルハイをガードを上から蹴り、ティーマーは右ローを蹴り続ける。

左ストレートを当てたアルセが、ワンツーの左を打ち抜く。組んできたアルセをケージに押しこんだティーマーがヒザをボディに突き上げ、崩しを狙いつつ離れる。アルセは左ミドル、ティーマーが右インサイドローを蹴る。奥足にもローを蹴り込むティーマーに対し、アルセが右フックを届かせたところで初回が終わった。

2R、右ジャブに続き左ストレートをヒットさせたアルセは、ティーマーのアッパーをよけてハイを狙う。ティーマーもハイを返し、アルセの前進に右エルボーを打ちこむ。右ローを二つ見せたティーマー、アルセが左アッパーを入れる。ボディ2発、左フックをヒットしたアルセが、ワンツーで前に。これを被弾したティーマーの頭が下がる。ティーマーが組んでケージにアルセを押しこむ。首相撲を嫌がり、自ら離れたティーマーはスピニングバックフィストを空振りする。

階級を上げてのショートノーティス出場のティーマーの動きが落ちる。テイクダウン狙いにギロチンを合わされ、これは外したティーマーだが打撃で劣勢に立たされた。

最終回、左ミドルハイを繰り出すアルセ。ティーマーはスピニングバックフィストが空振りになりバランスを崩す。スタミナをロスしているティーマーはローを払われ、テイクダウンを奪われる。アルセは一気にバックに回って両足をフックし、RNCへ。背中が反れたティーマーが、懸命に手首をはがしに行くがついにタップした。

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