【Grandslam07】ライカがテイクダウン&グラウンドコントールでスルギに快勝
<女子フライ級/5分2R>
ライカ(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ジョン・スルギ(韓国)
左ジャブを見せるライカに対し、スルギは左ロー、前蹴りを繰り出す。ローにボディを合わせようとするライカは、カットをせずに受ける。近距離でパンチを繰り出すスルギに対し、ライカは右ボディフックから左フック。この左フックが効果的にスルギを捉える。スルギもローからワンツーを入れ、左ローで前足を削っていく。ライカは踏み込んでワンツー、スルギは軌道の変わる蹴りを見せたが、組まれてバックを許す。バックコントロールからパンチ、ヒザ蹴りを腿に入れたライカは、ボディロックでテイクダウンを奪うと、パンチを打ち込み、正対してきたスルギの頭を抱えてボディを連打した。
2R、開始直後に組み付いたライカがケージにスルギを押し込む。セコンドの指示通り、シングルレッグでテイクダウンに成功する。ハーフで抑えるライカをスイープしたスルギだったが、ライカはワキを差し腰をコントロールし上を取り返す。
ケージ際でハーフながらしっかりと抑えたライカが、鉄槌から肩固めを仕掛ける。極まらないとみると、エルボーを連続しヒジでワキ腹を攻める。足を戻したスルギのガードにも、体重をかけて結果的に担ぎパスを決めたライカが左のパンチを落とし、右エルボーを打ったところでタイムアップに。
テイクダウンからグラウンド勝負で、スルギを攻めたてたライカがフルマークの判定勝ちを手にした。