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【ACB82】スタンド、テイクダウンともに制したサラフィアンがエドゥアルドを下す

<ミドル級/5分3R>
ダニエル・サラフィアン(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
カーロス・エドゥアルド(ブラジル)

頭を振り、構えを変えて間合いを測るサラフィアン。エドゥアルドは左ジャブから右ストレートを伸ばす。ジャブを続けるエドゥアルドに対し、サラフィアンは踏み込みに右ストレートをカウンターで合わせる。下がりながら左フックを返すエドゥアルドに組み付き、ケージに押し込んだサラフィアンだがテイクダウンは奪えない。

距離を取り直した両者、エドゥアルドがパンチにヒザを織り交ぜて攻めの姿勢を見せる。サラフィアンはここでダブルレッグを決めてテイクダウンも、エドゥアルドがスイッチからシングルで立ち上がる。打撃の展開ではサラフィアンの踏み込みにエドゥアルドがフックを合わせようとした。

2R、左のショートから右フックを当てたサラフィアンだが、エドゥアルドが前に出てヒザ蹴り、左右のボディフックを打ち込む。ケージ中央でシングルに出たエドゥアルドが、ヒザ蹴り。離れたところでサラフィアンが右ストレートをヒットさせる。さらに右フック、返しの左を打ち込んだサラフィアンが、動きが止まりながらもフックを振り回すエドゥアルドにダブルレッグを決める。

立ち上がったエドゥアルドが、今度は左右のフックでサラフィアンを攻めたてる。笑顔を見せたサラフィアンが右オーバーハンドを打ち込み、シングルレッグへ。ケージにもたれて耐えたエドゥアルドだが、この回はサラフィアンがモノにした。

最終回、前に出たエドゥアルドがワンツー、離れてジャブを繰り出す。左ボディフックを入れたエドゥアルドにサラフィアンのワンツーがヒットする。テイクダウンのフェイクから、頭を振ってフックを見せ、直後にシングルレッグでテイクダウンを決めたサラフィアン。足を束ねて尻もちをつかせる。

肩口のエルボー、スイッチで立ち上がったエドゥアルドはケージに押し込まれた状態から、ここもスイッチで離れる。ボディ&ワンツーも、サラフィアンはブロックするが、ケージに押し込まれて首相撲&ヒザ襟をボディに受ける。パンチの与える距離での打ち合いは続くか、最後はサラフィアンは間合いを外して試合終了を迎えた。

結果、サラフィアンが29-28でスコアを揃え判定勝ちした。

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