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【UFN128&UFN129】K太郎がNJでマーチンと。朱里のUFC2戦目はチリでノヴァウニオンのボテーリョ戦!!

K-taro & Syuri【写真】K太郎と朱里のUFC JAPAN後がようやく決まった (C)KAORI SUGAWARA

7日(水)、UFC JAPANより4月21日(土・現地時間)にニュージャー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールで開催されるUFN128「Barboza vs Lee」に中村K太郎、5月19日(土・同)にチリのサンチアゴ、モビスター・アリーナで行われるUFN129に近藤朱里が出場することが発表された。


K太郎、朱里はともに昨年9月の日本大会以来のオクタゴンとなる。K太郎の相手はトニー・マーチン、MMA戦績は12勝4敗でUFCでは4勝4敗。昨年9月にオリヴィエ・オバメルシエに敗れ、ライト級からウェルター級に転向しK太郎との再起戦に臨む。

そのマーチンは8つの一本勝ちを誇る一方で、敗北の半分に当たる2試合で一本負けを喫している。それもレオ・サントスのRNC、そしてベニール・ダリューシュの肩固めというようにポジションを譲っての絞めによる敗北だけに、この点はK太郎にとって好材料と捉えたい。

一方、UFC初開催となるチリ・サンチアゴ大会出場となった朱里は、オクタゴン2戦目でポリアナ・ボテーリョと戦うことが決まった。打撃に関してはワイドスタンスで、遠い距離からパンチを伸ばすような形のボテーリョだけに、この一要素だけみると朱里にアドバンテージがある。ただし、名門ノヴァウニオンが送り出すボテーリョだ、その打撃の先にはクリンチから寝技という狙いがあることは間違いない。そして、大きく踏み出している左足をローで削っていくという手段が朱里にはある。

ボテーリョはブラジルのローカルショー=XFC女子フライ級王座を獲得しており、その時の相手は先日のKSWでアリアネ・リプスキの持つ同プロモーションの女子フライ級王座に挑んだシルヴァナ・フアレスだった。たフアレスはフック系の圧力が強いファイター。その彼女の粗いパンチでダウンを喫しているボテーリョに対し、朱里はローを効かすためにも手の圧力をかけたい。打撃の精度は攻守ともに決して高くないボテーリョに対し、慎重さと同様に勢いのある前進でパニックを与えたい。長旅、アンデス山脈の盆地の都市で世界有数の空気が悪いなど、試合以外の地にもしっかりと対策が必要な朱里だ。

K太郎と朱里の今回の試合に対する意気込みは以下の通り。

中村K太郎
「トニー・マーチン選手の印象はグラップラーで、実際にサブミッションでフィニッシュした勝利が多いのですが、この試合は僕がサブミッションを極めてフィニッシュしたいと思います。応援よろしくお願いします」

近藤朱里
「UFCの2戦目が決定して嬉しいです! 目標はUFCチャンピオンなので気を引き締めて練習します! 印象に残る試合ができたら、盛り上がる試合ができたらと思います!! 対戦相手のボテーリョは手足が長く、力の強い選手だと思いました! とても強い選手ですが、勝つのは私です! しっかりコンディションを整え、勝利の報告ができるよう頑張ってくるので応援よろしくお願いします!!」

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