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【UFC220】テイクダウンから一方通行、コーミエーがオズテミアを寄せ付けず

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ダニエル・コーミエー(米国)
Def.2R2分00秒byTKO
ヴォルカン・オズテミア(スイス)

1Rでオズテミアを分析して、2Rから勝負をかけると宣言していたコーミエーに対し、オズテミアはこれまでの試合通り一気にパンチでラッシュを掛ける。組んできたコーミエーを押し返し、左ジャブ、右フック、ローを放つチャレンジャーが左を当てて前へ。ダーティーボクシングを押し返したチャンピオンの組みに離れたオズテミアが左フックをヒットさせる。

オズテミアのローにフックを入れたコーミエーは細かいパンチからシングル。これを切ったオズテミアにダーティーボクシングに続き、ショートのパンチを打ち込んでいく。左を被弾し、右を返したDCは右ハイをさばいて、左フックをかわす。左に回り、ジャブを伸ばすオズテミアだが、ワンツーを受けて間合いを取り直そうとするがコーミエーが右を打ち込む。足を止めてのパンチの打ち合いで、オズテミアが右フックを入れ、右ショートをヒットさせる。相手の土俵で戦うDCは、蹴り足を掴んでシングルレッグに成功する。バックからパンチを入れたチャンピオンは一気にRNCもタイムにフィニッシュを阻まれた。

2R、コーミエーは左ジャブを当てて、一気莉シングルレッグへ。頭を押さえても耐えきれなかったオズテミアはハイクロッチ&インサイドトリップでテイクダウンを許すと同時にマウントを取られる。足を戻したオズテミアをパスしたDCが、クルスフィックスでパンチを連打する。動けないチャレンジャーは、ブリッジも潰され耳の周囲にパンチを受け続ける。

このまま拳を打ち下し続けたコーミエーが、レフェリーストップで一気に試合を決めた。「前の試合で負けたから、空位のタイトルを取るつもりだった。彼のパンチは強かった。でも、グラウンドになったら僕のモノだ。AKAのチームメイト、マネージャー、コーチを愛している。フルメゴメドフはチャンピオンになる。ケイン・ヴェラスケスは、ヘビー級王座に返り咲く」とコーミエーは話した。


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