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【JBJJF】東京国際─02─ミドル級&オープン、岡本裕士が完全制覇

Open【写真】ミドル級に続き岡本が、オープンも制した(C)JBJJF

17日(日)、東京都墨田区の墨田区総合体育館でJBJJF主催「東京国際柔術選手権2017」が行なわれた。各クラスで熱戦が繰り広げられる中、RJJの岡本裕士がアダルト黒帯ミドル級&オープンクラスの二階級を制覇する活躍を見せた。今回はアダルト黒帯ミドル級とオープンクラスの模様をリポートしたい。
Text Takao Matsui


Middle【ミドル級】
RJJの岡本裕士がブルーノ・キクチと決勝で激突。互いに投げを狙うなか、岡本が大内刈りでキクチを倒し、テイクダウンの2ポイントを奪う。キクチはすぐに立ち上がるが、岡本は引き込んでスイープを決めて2ポイントを加算した。

ポイントを挽回したいキクチは腕十字を仕掛けるがアドバン止まり。ならばと岡本はアームロックを極めにいくが、こちらもアドバン止まり。スタンドで再開す、岡本が一本背負いでテイクダウンの2ポイントを獲得。疲れの見えるキクチは、クローズドガードの体勢になるのが精一杯に。

さらに岡本は、パスガード、背負い投げでテイクダウン、ニーオンザベリーを続けて決めて13-0と突き離す。このままタイムアップとなり、岡本が優勝を決めた。

【オープンクラス】
準決勝=初戦で岡本と対戦予定だったブルーノ・キクチが欠場し、岡本は決勝進出が決定。その岡本と反対のブラケットは、1回戦が組まれておりホ・ジュンヨンとホブソン・タカノのマッチアップが実現した。ダブルガードからトップを奪ったキクチは、アドバンテージを獲得。パスガードの動きでさらにアドバンテージを加算した。三角絞めを狙うキクチ。これを外したホ・ジュンヨンは、マウントを奪いに行くが返されてしまう。

サイドに回る動きでパスガードを狙うキクチに対し、一度はディフェンスしたジュンヨンだが、二度目のアタックでパスガードを許してしまった。ホ・ジュンヨンはニーオンザベリーから逃れガードに戻すと、腕十字で反撃へ。しかし腕を抜いたキクチはバックに回り、送り襟絞めで一本勝ちを収めた。

続く準決勝は、タカノと1回戦シードの藤岡勇の顔合わせに。トップから攻めるタカノに対して、藤岡はスイープを仕掛ける。タカノはサイドに回り込み、パスガードに成功。そのままラペルグリップ式のアメリカーナアームロックを極めたタカノが一本勝ちを収め、決勝へ進出した。

決勝戦。オープンだけで2試合を戦っているタカノと岡本の頂点争い。まず引き込もうとしたタカノが、シングルレッグで岡本のバランスを崩しにかかる。これは場外となりmタカノがアドバンテージを獲得する。スタンドで右襟を掴んだ岡本は、タカノを転がしてクロスボディカラーチョークの体勢へ。見事に極まり、タカノがタップ。岡本がミドル級に続き、オープンでも頂点に立った。

■東京国際柔術選手権2017 主なリザルト

【団体表彰】
優勝 CARPE DIEM
準優勝 トライフォース柔術アカデミー
3位 X-TREME EBINA

アダルト黒帯ルースター級
優勝 藤岡勇 (藤田柔術)
準優勝 澤田真琴 (DRAGON’S DEN)

アダルト黒帯ライトフェザー級
優勝 川嶋和哉 (パラエストラ千葉)
準優勝 對馬進悟 (リバーサルジム新宿Me,We)

アダルト黒帯ライト級
優勝 ホ・ジュンヨン (デラヒーバジャパン)
準優勝 ホブソン・タカノ (DAMM FIGHT JAPAN)

アダルト黒帯ミドル級
優勝 岡本裕士 (RJJ) (DAMM FIGHT JAPAN)
準優勝 ブルーノ・キクチ (DAMM FIGHT JAPAN)

アダルト黒帯オープンクラス
優勝 岡本裕士 (RJJ)
準優勝 ホブソン・タカノ (DAMM FIGHT JAPAN)
3位 藤岡勇 (藤田柔術)

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