【UFN121】公開計量終了 ヴェウドゥム意気揚々。フランク・カマチョ、5ポンド・オーバーで顔色無し
17日(土・現地時間、明日18日(日・同)に豪州シドニーのクードスバンク・アリーナで開催されるUFC Fight Night121「Werdum vs Tybura」の公開計量が行われた。
今大会は本計量からのモック計量&パブリック・ウェイインという最近の流れではなく、本計量がファンの前で披露された。メイン初登場のマルチン・ティブラはファブリシオ・ヴェウドゥムとのフェイスオフを終え、「素晴らしい1週間をシドニーで過ごさせてもらった。ファブリシオのことは本当に尊敬しているけど、明日はオクタゴンのなかで勝つ」と宣言。
一方、ファブリシオは「ハロー・オーストラリア、ヘイー!! この国は素晴らしい、彼らのために少しでも早くKOする」と余裕の表情で早口でまくし立てた。
メインカードではジョジョ・カルダーウッドの代役として、12月8日のInvicta FC26出場予定から急遽、母国でUFCデビューを迎えることとなったジェシー・ローズクラークが2ポンド・オーバーに。またプレリミ出場ではUFCでは久方ぶりに目にしたバスタオルで覆い隠した計量を行ったライアン・ベノイが、4ポンド・オーバー。さらにはアレックス・チェンバースと対戦するナディア・カッセムが5ポンドオーバーと計量失敗が続出という事態に。
その計量が大いに問題視されていたフランク・カマチョだが、彼もまた5ポンド・オーバーで、さすがに覇気が感じられない表情をしていた。今回は本計量ということで2時間以内に再計量が行われることになっていたが、UFCのホームページでプレリミ出場の3選手はファイトマネーの20パーセントの没収が発表されているので、キャッチウェイトで出場する方向と思われる。ただし、ローズクラークに関しては体重が空欄のままとなっている。
■ UFN121計量結果
<ヘビー級/5分5R>
ファブリシオ・ヴェウドゥム: 249ポンド(112.95キロ)
マルチン・ティブラ: 247ポンド(112.03キロ)
<女子フライ級/5分3R>
ベック・ローリングス: 125ポンド(56.7キロ)
ジェシー・ローズクラーク: 128ポンド(58.05キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 170ポンド(77.11キロ)
ベラル・モハメッド: 170ポンド(77.11キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ボヤン・ベリチコビッチ: 170ポンド(77.11キロ)
<ミドル級/5分3R>
アライアス・セオドロ: 185ポンド(83.91キロ)
ダニエル・ケリー: 185ポンド(83.91キロ)
<150ポンド契約/5分3R>
アレックス・ヴォルカノフスキー: 149ポンド(57.59キロ)
シェーン・ヤング: 147ポンド(66.67キロ)
<フライ級/5分3R>
ライアン・ベノイ: 129ポンド( 58.51キロ)
アシュカン・モクタリアン: 125ポンド(56.7キロ)
<ライト級/5分3R>
ウィル・ブルックス: 156ポンド(70.76キロ)
ニック・レンツ: 155ポンド(70.31キロ)
<ヘビー級/5分3R>
タイ・ツイバサ: 265 ポンド(120.2キロ)
ラシャド・コールター: 249ポンド(112.95キロ)
<ライト級/5分3R>
デミエン・ブラウン: 155ポンド(70.31キロ)
フランク・カマチョ: 160ポンド(72.57キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
アレックス・チェンバース: 115ポンド(52.16キロ)
ナディア・カッセム: 120ポンド(54.43キロ)
<フライ級/5分3R>
エリック・シェルトン: 125ポンド(56.7キロ)
ジェネル・ラウサ: 124ポンド(56.25キロ)
<ヘビー級/5分3R>
アダム・ビチョレク: 238.6ポンド(108.22キロ)
アンソニー・ハミルトン: 261ポンド(118.38キロ)