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【DEEP80】モンキー、ウィザード&投げ。テイクバックで安谷屋を圧倒

<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
安谷屋智弘(日本)

パンチを振るいながら組んでいった安谷屋が、まずテイクダウンを奪う。起き上がった柴田を追いかけてパンチから組んでいった安谷屋に対し、柴田が投げを打つ。安谷屋はすぐに立ち上がり、ケージ際のクリンチの攻防に。ブレイク後、柴田が右を伸ばして組み付くも、安谷屋が体を入れ替える。ヒザを入れた柴田が、豪快に内股で投げてバックを制する。

バックマウントを取られた安谷屋が立ち上がるも、柴田はパンチを入れる。手首を掴まれ、右腕を伸ばされながらも寝技に持ち込んだ柴田、安谷屋はタイムアップまで耐えきった。

2R、初回と同じようにパンチを振るいつつ組んだ安谷屋に対し、柴田は払い腰を見せる。ブレイクが掛かり、接近戦になると柴田は首相撲がヒザをボディに突き刺す。ケージに押し込まれながら、再度タイクリンチからヒザを入れた柴田が、嫌がって頭を下げた安谷屋に払い腰で宙を舞わす。すぐに安谷屋も立ち上がるが、柴田の勢いは収まらずボディロックテイクダウンから、一気にバックマウントへ。

後方からパンチを入れた柴田、初回と同じように手首を掴んで腕を伸ばされると腕十字へ。下になりつつアームロックを狙った柴田。安谷屋は腕を引き抜き立ち上がり、ラウンド終了となった。

最終回、前に出てくる安谷屋に首相撲&ヒザ狙いの柴田は、ウィザードが強い。ここでもブレイクが掛かり、直後に突進してきた安谷屋にヒザを入れ、組みの展開になると頭を抱えてきたところでバックを取る。安谷屋も胸を合わせるが、柴田はアンクルピックでテイクダウン。ここでもバックマウントを取り、腹ばいで潰していく。腰を上げる安谷屋のワキをすくい、パンチとエルボーで攻める柴田が仰向きでバックマウントを取り、バックからエルボーを打ち込む。

残り1分、絞めの防御を徹底する安谷屋に2Rと同じ流れで腕十字を仕掛ける。ここも防いだ安谷屋は最後のスクランブルでバックを取るが、胸を合わされ首相撲からのヒザを打たれる。芦原氏を崩れたが、ボディロックでテイクバックした柴田は、最後の足を止めての打ち合いにも一歩も下がらず、勝利を決定づけた。

3Rを通して攻め続けた柴田がフルマークの判定勝ちを収めた。

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