【DEEP80】ヒット数多く、バックを制した江藤がキム・ウォンギから判定勝ち
<ライト級/5分3R>
江藤公洋(日本)
Def.3-0:30-27.30-28.29-28
キム・ウォンギ(韓国)
江藤がまず右前蹴り、キムは右ローを返す。左を伸ばした江藤は距離が近づくと左フックを被弾しそうになる。後ろ回し蹴りは距離が泡なった江藤はシングルで押し込みつつ、リリースし右を狙う。キムは右ストレートに続き、ローを蹴っていく。キムの前進に左フックを合わせていった江藤が、ダブルをしかけつつスプロールしてくる相手にパンチを振るっていく。
やや遠目の距離で右を伸ばすキムのパンチを振り終わりにパンチを繰り出す江藤だが、今一つ踏み込みが足りない。最後にダブルレッグを見せた江藤はそれほどこだわらず、離れてラウンド終了を迎えた。
2R、キムの右フックにダブルを合わせてテイクダウンを奪った江藤。キムがすぐに立ち上がったが、まずは効果点を獲得する。キムも江藤の蹴りにオーバーハンドを合わせようとする。両者がややレンジの外、圧力を掛けきれない状態で試合は進む。ダブルで触れてフックに移行する江藤、キムが左ジャブから右を当てるも直後にダブルレッグでテイクダウンし、スクランブルで即バックへ。ワンフックで絞めを狙う江藤は、腰をずらすことができないキムのバックをキープする。一度離れかけて再び背中についた江道がバックマウントからパンチを連打しラウンドを締めた。
最終回、キムの前進にやや下がり気味になった江藤は、右を当てて間合いを外す。見る状態で足を触れるようなフェイクから右を江藤が当てる。キムは左右のフックをヒットさせる。この後、レフェリーから攻めるように注意を受けた両者。江藤はダブルレッグを切られパンチを受けないように離れる。続くダブルも切られた江藤だが、左の蹴りをキャッチして組み付くとバックに回り込む。ここもワンフックで固定し、時折りヒールキックを落とした江藤は最後までバックを取り続け、試合がタイムアップに。
結果は江藤の3-0での判定勝ちとなった。