【Arzalet FGC02】チアゴ・シリゲラと対戦、ホベルト・サトシ 「強度の高いドリルをやりこんできた」
【写真】いよいよサトシの雄姿がケージで見られる(C)MMAPLANET
21日(土)、ブラジルはクリチバのジナーシオ・ド・タルマで開催されるArzalet FGC02。2月のサンパウロ大会でマルキーニョス・ソウザがブラジルでMMA初陣を戦ったのに続き、今回はホベルト・サトシ・ソウザが母国で初めてケージに足を踏み入れる。
当初の予定では自らが持つREAKスーパーライト級の王座防衛戦を行うはずだったが、試合がまとまらずにノンタイトル戦で、チアゴ・シリゲラと戦うこととなった。
6月のムンジアルでは悲願の世界王座奪取を目前に、ファイナルで肩を負傷し無念のリタイア。その後の肩の具合はどうだったのか。また今回のMMAに関してどのように調整してきたのかをサトシに尋ねた。
──6月のムンジアル、ライト級決勝で負傷した肩の調子はどうですか。
「2年前にグランドスラム柔術でケガをしたのと同じところをやってしまって。痛みに耐えられなかった。でも、もう大丈夫だよ。100パーセントではないけど、ずっと良くなっている」
──練習再開までどれぐらい日数を要しましたか。
「ワールド柔術のあと、1カ月間は全く練習できなかった。今回のMMAに関して、ハードにトレーニングできたのは1カ月ほど。ただ、これ以上ないくらい強度の高いドリルをやりこんできた」
──当初の予定ではREALスーパーライト級王座の初防衛戦が予定されていましたが、その機会を逸しノンタイトル戦で戦うことになりました。
「少し残念だったね。もっと早く試合がどうなるかまとまって欲しかったというのはあるよ。でも、何とか今年中にMMAを1試合でも戦えることができるようになったので、そこは嬉しいよ」
──対戦相手シリゲラの印象を教えてください。
「試合経験も豊かだし、強いファイターだと思う。彼のような選手と戦うことができてハッピーだよ。良い試合になることを願っている」
──では母国ブラジルで初めてMMAを戦うことに対して、どのような気分ですか。
「物凄く嬉しい。でも、その反面……ブラジルで戦うことに関しては凄くナーバスになっている。とても大切なことだからね。良い結果が残せることを願っているよ」
──日本と気候が逆のブラジル。特にクリチバは南の方にあり高度も高いので、この時期は寒くないでしょうか。そして時差の問題もあります。
「日本で常に心肺機能を向上させるトレーングをハードに積んでいるから、これまでも世界中のどこで試合をしようが疲れを感じたことがないんだ。僕が思うにクリチバで戦っても、何も違いはないはずだよ」
──なるほど。では、土曜日が良い試合になることを期待しています。
「全ての友人、家族、そして生徒のために良い試合をしたいと思っている。ただし、一番大切なことは勝利という結果を残すことだよ。勝つことを一番に考えている。そうだね、少しでも良い試合をして勝って、来年はもっとREALでMMAを戦いたいね」
■Alzalet FGC02対戦カード
<REALフェザー級暫定王座決定戦/5分3R>
ブルーノ・ホベルソ(ブラジル)
ラファエル・バラカ・コレア(ブラジル)
<スーパーライト級(74.2キロ)/5分2R>
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
チアゴ・シリゲラ・オリベイラ(ブラジル)
<フェザー級/5分2R>
大石真丈(日本)
クレバー・ルシアーノ(ブラジル)
<フェザー級/5分2R>
ルイス・ベルナルディ(ブラジル)
キム・ウヨン(韓国)
<ライト級/5分2R>
ジョナサン・メテデス・バーボールホー(ブラジル)
藤巻優(日本)
<54キロ契約/2分3R>
ラリッサ・マルヴァディーザ(ブラジル)
リアーナ・ナフェレイラ(ブラジル)
<68キロ契約/5分2R>
グスタヴォ・ウーリッツァー(ブラジル)
飯島貴幸(日本)
<61.3キロ契約/5分2R>
エリック・ヴィスコンデ(ブラジル)
ワグナー・リマ(ブラジル)
<ヘビー級/5分2R>
ルイス・アバター・サントス(ブラジル)
マセウス・シウバ(ブラジル)
<71.3キロ契約/5分2R>
アラン・フランシス(ブラジル)
マルコス・ダルシム(ブラジル)
<77キロ契約/5分2R>
セルジオ・ファイティマ(ブラジル)
クレイトン・カエターノ(ブラジル)
<50キロ契約/3分3R>
ジェケリネ・ザンガーダ(ブラジル)
ポリアンナ・ミラー(ブラジル)
<70キロ契約ノーギ柔術/10分1R>
ヘナータ・モレイラ(ブラジル)
アリーン・ピリス(ブラジル)
<66キロ契約/3分3R>
ルーカス・ベントー(ブラジル)
メイコン・プルドロ(ブラジル)
<80キロ契約/3分3R>
マルコス・パウロ・ダ・シルバ(ブラジル)
パトリック・ケルビン(ブラジル)