【TUF9】ウィルクス勝利、英国勢が両階級で優勝
■第9試合 TUF9ウェルター級決勝戦/5分3R
ジェイムス・ウィルクス(英国)
Def.1R4分54秒/リアネイキドチョーク
ダマルケス・ジョンソン(米国)
【写真】終わってみればウィルクスの快勝となったウェルター級決勝戦。三角、オモプラッタなど流れるような仕掛けを披露した (C) ZUFFA
チームUKながら、カリフォルニアからの参戦となるウィルクス。ジョンソンがいきなり右ストレートをヒットさせたが、ウィルクスはワンツーを返しヒザ蹴り。さらに首相撲からもヒザを狙うが、ここではジョンソンが距離を取った。
左右のフックを再びヒットさせ、首相撲からヒザ蹴り、左右のパンチで攻めるウィルクス。ジョンソンもパンチを返すが、ウィルクスがテイクダウンに成功する。ガードワークを得意とするジョンソンは、ガードから蹴りあげるが、ウィルクスはその足をキャッチしてヒールフックへ。
ここでトップを奪い、パウンドを落とすジョンソンだったが、それでもウィルクスはヒザをたたんで足関節を続ける。ようやく足のフックを解いたジョンソンは、USAコールを背にパウンドを見せるも、ウィルクスはオモプラッタからトライアングルへ。首を抜いたジョンソンにオモプラッタからバックコントロールと攻め続けるウィルクスが、後方からヒザ蹴りを見舞う。
そのままグラウンドに持ち込んだウィルクスは足を一本フックすると、パンチを見舞いながら両脚をフック、そのままチョークを仕掛けた。残り30秒となりエスケープを測るジョンソンだったが、ウィルクスは足でその右手を固定し、ディフェンスをさせなかった。
結果、しっかりとチョークを極めたウィルクスが、ウェルター級を制し、TUFシーズン9は英国勢が両階級で優勝することとなった。