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【UFN117】ガデーリャと女子ストロー級トップ対決、ジェシカ・アンドレジ「ブラジルが主流になる」

Jessica【写真】ジェシカ・アンドレジはブラジルでら無名ながらも実力のある女子選手たちとトレーニングしていることを強調していた(C)KAORI SUGAWARA

20日(水)、東京都新宿区のパークハイアット東京で23日(土)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるUFC Fight Night 117「Saint Preux vs Okami」のメディアデーが開かれ、メインカード上位3マッチ出場選手と全日本人選手が合同取材を受けた。

ここではクラウジア・ガデーリャと対戦するジェシカ・アンドレジの会見の模様をお届けしたい(※要約)。


──日本入りはいつでしたか。

「13日よ。日本に来るのは初めてで、早く来ることができたので、観光も少しいたわ。街が凄く綺麗なので驚いたけど、何もかも楽しめたわ。時差も調整出来ているし、日本のジムでも色々と練習をさせてもらったので、体調は万全よ」

──ブラジルと日本では気候が違うと思いますが、調整はスムーズでしたか。

「今はリオデジャネイロに住んでいて季節は真逆だけど、冬でもそんなに気温が下がらないから、今の日本と気候が似ているし。日本の真夏は湿度が高いと聞いていたけど、今はそうでもあいので、全く問題ないわ」

──日本大会でセミで戦うことに関して、どう思いますか。

「メインイベントはOSPとユーシン・オカミで私の試合はセミだけど、タイトルショットに近いし、この大会の中では私の試合が最も大切なファイトだと思う。良い試合をしたいわね」

──では、どのような試合にしたいですか。

「自分の強さを見せられる試合。もちろん、この試合に勝ってタイトルマッチに挑戦する為に全力で戦いたい」

──重点的に強化して来たことはありますか。

「前回の試合からトレーニングキャンプでは少しずつやり方を変えていて、以前とは違ったストライキングもやっているの。前と違う、姿を見せられると思う。

トレーニングキャンプだけではなく、自分のジムには様々なタイプの女子MMAファイターが揃っているの。背の高い人、低い人、スピードがある人、パンチが強い人、レスリングが得意な人、色々なシチュエーションに対応できる人とスパーリングをして来たので、相手が打撃戦を望めばKOするけど、どんな状況にも対応できる練習をしてきたつもりよ」

──ガデーリャ選手の印象を教えてください。

「初めに彼女のグラウンドワークは素晴らしいし、この階級だけではなく、女子MMA選手としての強さを見せていると思う。米国に拠点を移してから打撃を重点的に強化しているようなので、どれだけ成長しているのか興味深いわね。

彼女が打撃で来るなら、私の得意分野でもあるからKOしたい。どのような戦略を彼女が立てていても、私はパンチでその戦略を潰すだけ。寝技にも付き合うけど、彼女の良いようにはさせない」

──フィジカルやスタミナが重要な試合になると思います。

「凄く良いトレーニングキャンプができたし、日本でも色々なジムに行って、クラウジアと対戦経験のあるアヤカ・ハマサキやパンクラスに出場している選手たちととても充実した練習出来た。私のベースはブラジリアン柔術なので、日本の女子選手たちタフさや柔術ではないところをベースとしたグラウンドテクニック、ポジション取りも含めて凄く勉強になったわ。

フィジカルには自信があるの。スタミナも15分間ノンストップで動き続けられるように仕上げて来たし、全く問題ないわよ。今回の計量は大会の前々日の夜だし、試合前日の金曜日は丸1日リカバリーに充てることができるの。ファイトナイトには最高の試合が見せるわ」

──ヨアナ・イェンジェチックへの挑戦権が掛かった試合です。

「すぐにタイトルマッチを戦いたい。ただ、ヨアナ・イェンジェチック戦から時間が経っていないので、もう1試合挟んでから再挑戦という流れになるんじゃないかしら。

選手層が薄いから、女子MMAの強い選手はほとんどブラジル出身。私のジムにも無敗の選手がたくさんいて、そういう選手が今後、UFCでどんどんと戦うようになるでしょう。ブラジル人が女子MMAで主流になっていくでしょうね」

──では、日本で試合にすることについてはどのように感じていますか。

「日本での試合は特別よ。私たちはMMAというスポーツが大きくなって行くのを見て育った世代。同じブラジル人選手が日本に渡ってこのスポーツで名前を上げていったのを見てきた。私が試合をするうえでも、特別であり重要な国が日本よ」

──最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「さいたまスーパーアリーナで試合が出来ることが、凄く楽しみだった。少しでも長い時間、オクタゴンに居られればと思う。小さな頃に見て来た試合の多くがスーパーアリーナで行われていて、今度は自分がその会場で試合ができるということでワクワクしているの。

もちろんKOを狙っているし、サブミッションかもしれないけど、とにかくKO勝ちを狙うから。いつも応援ありがとう。皆が私の事を誇りに思ってもらえるような試合を見せるから、楽しみにしていてね」

■UFN117対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
オヴァンス・サンプレー(米国)
岡見勇信(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーニャ(ブラジル)
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
キム・ドンヒョン(韓国)
五味隆典(日本)

<ライトヘビー級/5分3R>
グーカン・サキ(オランダ)
エンヒッキ・フランケンシュタイン(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
石原夜叉坊(日本)
ロランド・ディ(フィリピン)

<フェザー級/5分3R>
廣田瑞人(日本)
チャールズ・ロサ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
中村K太郎(日本)
アレックス・モロノ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョズエ・フォルミーガ(ブラジル)
佐々木憂流迦(日本)

<女子ストロー級/5分3R>
近藤朱里(日本)
ジョン・チャンミ(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
安西信昌(日本)
ルーク・ジュモー(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
阿部大治(日本)
イム・ヒョンギュ(韓国)

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