【UFC215】呪われたフライ級。ボーグがウィルス性疾患により欠場、DJの最多記録掛かった世界戦は中止
【写真】欠場発表前日の公開練習では御覧の表情だったボーグだが……(C) JEFF BOTTARI/ZUFFA LLC
9日(土・現地時間)、カナダ・アルバータ州のエドモントンにあるロジャース・プレイスで開催されるUFC215「Johnson vs Borg」」のメインが、世界フライ級選手権試合=王者デメトリウス・ジョンソン×挑戦者レイ・ボーグから、世界女子バンタム級選手権試合=王者アマンダ・ヌネス×挑戦者ヴァレンチーナ・シェフチェンコに変更された。
8日(金・同)にUFCがホームページ上で、フライ級チャレンジャーのレイ・ボーグがウィルス性疾患のためにUFCメディカル・チームにより、試合をするのに適さないと判断され、メインイベンの世界はキャンセルされることとなったことを伝えた。
代替メインは上記のように女子世界バンタム級選手権試合となり、プレリミからヘンリー・セフード×ウィルソン・ヘイスがPPVカードに昇格になることも同時に明らかとなっている。これでDJのUFC最多防衛記録はお預けに。今大会で組まれたフライ級の上位カードは上記のセフード×ヘイスだったが、ヘイスはDJに負けてからの復帰戦。セフードもDJに続きジョセフ・ベナビデスと連敗中だったけに、さすがに世界戦成立のために代役には抜擢できなかったか。
ただでさえフライ級は人気のある階級でなく、今回のPPV売り上げも苦戦が予想されていた。そんななかDJの完璧振りが通のファンの興味を引いていただけに、なんとも残念なボーグの欠場&世界戦の中止となる。
■ UFC215対戦カード
<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]デメトリウス・ジョンソン(米国)
[挑戦者]レイ・ボーグ(米国)
<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アマンダ・ヌネス(ブラジル)
[挑戦者]ヴァレンチーナ・シェフチェンコ(ペルー)
<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニー(米国)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
イリル・ラティフィ(スウェーデン)
タイソン・ペドロ(豪州)
<フェザー級/5分3R>
ジェレミー・スティーブンス(米国)
ギルバート・メレンデス(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・マクマン(米国)
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
ヘンリー・セフード(米国)
ウィルソン・ヘイス(ブラジル)
<女子バンタム級/5分3R>
サラ・モラス(カナダ)
アシュリー・エヴァンズスミス(米国)
<フェザー級/5分3R>
ギャビン・タッカー(カナダ)
リック・グレン(米国)
<ライト級/5分3R>
ミッチ・クラーク(カナダ)
アレックス・ホワイト(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ルイス・エンヒッキ(ブラジル)
アージャン・ブララ(カナダ)
<ライト級/5分3R>
ケイジャン・ジョンソン(カナダ)
アドリアーノ・マルチンス(ブラジル)