【ONE62】11月24日、シンガポールで青木真也がベン・アスクレンと対戦
【写真】無冠のライト級ファイター青木が、世界ウェルター級王者アスクレンに挑戦。その危険さは十分に理解している。危険さを売りにする試合でもない、青木のONEルールだからこそ見られる戦い方があるに違いない(C)MMAPLANET
ベン・アスクレン×青木真也。4日(月・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEOが自らのSNSで11月24日(金・同)にシンガポールのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE62「Immortal Pursuit」で、青木がアスクレンの持つONE世界ウェルター級王座に挑戦することを発表した。
チャトリによると、この試合はアスクレンにとって引退試合になり、その後はONEのフロント入閣が決まっているという。ONEウェルター級戦線で相手がいない状態のアスクレン、対戦相手に同じイヴォルブMMA所属で1階級下の青木を選ぶとはチャトリは、減価償却をしっかりとやってくるプロモーターだ。
水抜きなしのONEとは、両者の体重差はノーマルで10キロ以上はあるだろう。新計量方法をもってしても、当日計量がない場合は3、4キロリカバリーがあったとして8、9キロの差はある。そしてサッカーボールキックこそ反則となったが、グラウンドでのヒザ、そしてがぶってのヒザが認められるONEルールでは、非常に危険なシーンを目にすることになるかもしれない。大会名──Immortal Pursuitは、直訳すれば不滅の追及、不死への追及という意味になるが、まさにこのイベント名に相応しい対戦となる。
オフィシャルリリースは出ていないが、青木は既に契約書にサインした模様。その青木から、今回の試合に関して以下のようなコメントが届いている。
青木真也
「プロレスラーはオファーを断らない。時代に逆行。ボク、死んじゃうかも」