【JBJJF】南日本柔術選手権はオープンで石牟禮仁が西本健治破り、Mヘビー級は西本が石牟禮下し──優勝
【写真】2階級で決勝を争った石牟禮仁と西本健治(C) JBJJF
10日(日)、福岡県粕屋郡のかすやドーム内武道場で、JBJJF主催第2回南日本柔術選手権及び第2回南日本キッズ柔術選手権が開催された。アダルト黒帯は、ねわざワールド桜島の石牟禮仁とメフォーゼ柔術アカデミーの西本健治が激戦を繰り広げた。
Text by Takao Matsui
2回目の開催を迎えた南日本選手権は、石牟禮(いしむれ)と西本の二人が中心となって大会を盛り上げた。石牟禮は今年3月の「GROUND IMPACT SOUTH JAPAN 2017」でアダルト黒帯ライト級優勝&同オープンクラス準優勝、西本も同大会でアダルト黒帯ヘビー級を制し、オープンクラスは3位入賞をはたしている。
今大会でもアダルト黒帯ミディアムヘビー級、オープンクラスにそれぞれエントリーした2人は、決勝を争うこととなった。
ともに中村勇太(T-REX柔術アカデミー)を下して勝ち上がったアダルト黒帯ミディアムヘビー級決勝は、まず西本が引き込んでディープハーフの体勢へ持ち込む。足を抜きにかかる石牟禮に対して西本は、脇を指しながらスイープに成功。いきなり2ポイントを先制する。スパイダーガードからスイープで返したい石牟禮は揺さぶりをかけるが、なかなか西本のディフェンスを崩せない。
スタンドで組み合うと、今度は石牟禮がハーフガードの体勢からスイープを狙う。だが西本は体重をうまくコントロールして、これを凌ぐと足を抜きにかかった。パスを許さない石牟禮は西本の片足を持ったまま同時に立ち上がる。
再びスタンドで組み合い、石牟禮が引き込むとパスを狙いに行く西本。石牟禮は最後までスイープを仕掛けるが、腰の重い西本を崩せない。このまま2ポイント差で逃げ切った西本が、優勝を果たした。
この後、オープンクラスでは再び相対した両者。今度は石牟禮が西本を下し、今大会の戦績を1勝1敗の五分として優勝を分け合っている。
■第1回北日本選手権主なリザルト
【団体成績】
優勝 トライフォース柔術アカデミー
準優勝 グラスコ柔術アカデミー
3位 アクシス柔術アカデミー
【アダルト黒帯オープンクラス】
優勝 石牟禮仁(ねわざワールド桜島)
準優勝 西本健治(メフォーゼ柔術アカデミー)
【アダルト黒帯ミディアムヘビー級】
優勝 西本健治(メフォーゼ柔術アカデミー)
準優勝 石牟禮仁(ねわざワールド桜島)
3位 中村勇太(T-REX柔術アカデミー)
【アダルト茶帯オープンクラス】
優勝 井手智朗(パラエストラなかがわイデDOJO)
準優勝 山口薫(TEAM KAME)
3位 梅田皇輝(ねわざワールド桜島)
3位 後藤秋雄(ねわざワールド東九州)
【アダルト茶帯フェザー級】
優勝 梅田皇輝(ねわざワールド桜島)
準優勝 後藤秋雄(ねわざワールド東九州)
【アダルト茶帯ライトフェザー級】
※優勝 井手智朗(パラエストラなかがわイデDOJO)
※1人トーナメント