この星の格闘技を追いかける

【UFC211】10thPlanetムーブから、ナイトがパンチでスケリーを倒す

<フェザー級/5分3R>
ジェイソン・ナイト(米国)
Def.3R0分39秒by TKO
チャス・スケリー(米国)

サウスポーのナイトが右フックから左をスケリーに打ち込む。続いて左ミドル、右ローを入れるとスケリーが左フックを打ち返す。スケリーはボディロックからテイクダウン㋾奪うと、ナイトがミッションコントロールからミートフック、ラバーガードからオモプラッタに移行を狙う。足をアゴの下に入れゴゴプラッタを狙ったナイトだが、頭を抜いたスケリーがパンチを落とす。

ナイトは三角から、オモプラッタでトップへ。スケリーはスクランブルからシングルに出て、トップを取り切る。ナイトはゴゴプラッタ、さらにオモプラッタでまたもスイープに成功する。バックを取りに来たスケリーをキムラで迎え撃ったナイトはトップを取って立ち上がる。スケリーは右を当てて組んでケージへ。ナイトが態勢を入れ替えてシングルからテイクダウン、バックを伺いつつ落とされたところで──スクランブルゲームの初回が終わった。

2R、右ミドルをキャッチして右を入れたナイトは、尻餅をついたスケリーをスタンドで待ち受ける。さらに右をヒットさせ、アッパーを伸ばすナイトにスケリーも右を伸ばす。フック気味のスケリーに対し、アッパーやストレートを入れるナイトは、続けてフック、オーバーハンドと右を当てていく。

スケリーのシングルレッグを切るナイトはバックを許さずクリンチ戦を耐え、逆にスケリーを金網に押し込んでアウトサイド・シングルでテイクダウン、バックを伺う。胸を合わせて立ち上がったスケリーは、ナイトがスタンドに戻った直後に右ハイキックを蹴り込んだ。

最終回、左ストーレとの直後に右アッパーを受けたスケリーが崩れる。倒れたスケリーをコントロールし、パウンドを落とすナイト。レフェリーが遅すぎるストップで、ナイトがTKO勝ちした。

「打撃とレスリングを必死で練習してきたんだ。チェスはタフだから」と勝者は話した。

PR
PR

関連記事

Movie