【UFN111】19歳の決断。UFC出場へ井上直樹 「一つでも勝って自分はUFCファイターだと実感したい」
【写真】とにかくUFCは日本人ファイターに狭き門となっているのは周知の事実。相当の覚悟を持っての参戦を日本の格闘技界全体で後押ししたい (C)GONGKAKUTOGI
6月17日(土・現地時間)にシンガポール、カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC Fight Night 111に出場することが決まった井上直樹。
フィリピンのURCCフライ級王者カールス・ジョン・デ・トーマスと対戦する3日前に20歳になる井上から、UFC参戦へ向けてその心情を明らかにした言葉が届いた。
可能性&将来性は絶対。それでも、早すぎるという声は当然のように彼の耳にも届き、また自身も国内でキャリアを積むことを考えて然りだった。その井上が決めたUFCへのステップアップ。19歳の格闘家の覚悟とも取れる意気込みに目を通してほしい。
井上直樹
「MMAPLANETの読者の皆さん初めまして。日本空手道白心会の井上直樹です。
自分は今回UFCからオファーをいただき、『まだ早すぎるかな?』という迷いもあり、日本でDEEPに残留させてもらおうかとかなり迷っていました。でも、せっかくのチャンスなのだからというアドバイスもあり、役不足感を感じつつも思いきって出場してみようと決めました。
子供の頃から最終目標はUFCだと道場で聞かされてはいましたが、この時点で契約することになるとは夢にも思っていませんでした。まだUFCファイターという実感はありません。
その一方で、出るだけなら誰でもできるので、一つでも勝って自分はUFCファイターだと実感したいです。今はまず1勝が目標で、その先の事は考えられないです。とにかく、連敗して即リリースとかにならないように頑張りますので、皆様宜しくお願いします。
押忍」