【Shooto】環太平洋バンタム級王者・石橋に挑む、佐藤将光 「気持ちの戦い、伝わるものがある」
【写真】29歳でキャリアは45戦超、安定度が増した若きベテランが『形』を手にすることができるか (C)MMAPLANET
24日(金)に東京都文京区の後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」。メインイベントには環太平洋バンタム級選手権試合としてチャンピオン石橋佳大×チャレンジャー佐藤将光戦が組まれている。
今大会を主催するサステインより、両者のインタビューが届いた。チャンピオン石橋に続き、挑戦者・佐藤は自信に満ち溢れた抱負を語った。
「石橋選手との試合はエゴとエゴのぶつかり合いになる」
――チャンピオンシップが近づいてきましたが、コンディションはいかがですか。
「いつも通り追い込んで、きっちり仕上がったと思います」
――挑戦者決定戦となった1月の祖根寿麻戦(ヒジ打ちでTKO勝利)を振り返っていただけますか。
「間合いを自分でコントロールして、ゲームを冷静にコントロール出来た中で、たまたまたヒジでカットして勝てた試合だと思います。フィニッシュもそうですが、僕としてはトータルでコントロールできた試合だと思いますね」
――特にヒジ打ちを練習していたわけではない?
「そうですね。練習で出すには出していましたけど、特に狙っていたわけではないです。練習でヒジをがっちり当てることはないので。ただ2発目のヒジが当たった時はかなり手応えがありました」
――改めて修斗のタイトルに挑むことについてはどんな関して、どのような心境ですか。
「修斗のベルトもそうですけど、ようやく今までやってきたことが形になるところまで来たなという気持ちですね」
――ベルトの掛けられた試合の経験は?
「2008年にトリビュレートという大会でタイトルマッチをやりました。ただしっかりキャリアを積んでからのタイトルマッチは初めてですね。自分はずっと勝ったり負けたりを繰り返していた選手で、ここ2~3年でようやく勝ちが先行するようになったんですよね。そういう意味でようやく来たという気持ちです」
――例えば最近の試合で佐藤選手自身、何が勝利につながっていると思いますか。
「落ち着いて試合が出来るようになりました。変に力むことなく。それがいい結果につながっているんだと思います」
――対戦相手としてチャンピオンの石橋選手の印象は?
「極めが強いのとなりふり構わず来るのが強みだと思います。その分、正直なスタイルなので石橋選手は石橋選手、自分は自分の戦い方をするような試合になるんじゃないかな、と。お互いのエゴとエゴのぶつかり合いになると思います」
――ファンにメッセージをいただけますか。
「タイトルマッチということで今まで僕に格闘技を教えてくれた人、家族、アマチュアの頃から一緒に練習している人…色んな人たちが僕に期待してくれています。決してこれがゴールではないですけど、そういう人たちにベルトという“形”を見せてあげたいという気持ちが強いです。ファンのみなさんには自分と石橋選手の気持ちの戦いを見てもらえれば伝わるものがあると思います」
■ プロ修斗 対戦カード
<環太平洋バンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 石橋佳大(日本)
[挑戦者] 佐藤将光(日本)
<フライ級/5分3R>
覇彌斗(日本)
田丸匠(日本)
<バンタム級/5分3R>
小蒼卓也(日本)
魚井フルスイング(日本)
<フライ級/5分3R>
清水清隆(日本)
大里洋志(日本)
<フライ級/5分3R>
井上学(日本)
梶川卓(日本)
<インフィニティリーグ2017フェザー級/5分2R>
内藤太尊(日本)
三上譲治(日本)
<ウェルター級/5分2R>
田口泰地(日本)
上野勇貴(日本)
<2017年新人王決定T1回戦バンタム級/5分2R>
伊藤聖剛(日本)
よしずみ(日本)
<2017年新人王決定T1回戦ライト級/5分2R>
Ju-sei Aquila(日本)
森修(日本)
<キッズ修斗52キロ契約/3分1R>
大塚歩空(日本)
高澤浩和(日本)