【WSOF35】ロドリゲス、前フェザー級王者カピタォンをスプリットで破る
<148.5ポンド契約/5分3R>
スティーブン・ロドリゲス(コスタリカ)
Def.2-1:30-27.29-28.28-29
アレッシャンドリ・カピタォン(ブラジル)
飛行機の遅れもあり、体重を落とし切れなかった前フェザー級王者のカピタォン。長身のカピタォンがワンツーを伸ばす。飛び込んで左を振るうロドリゲスを左フックで迎え打ったカピタォンは、ダブルレッグを切ってケージに押し込む。ケージ際のクリンチ合戦で削られるのはカピタォンか。
残り2分10秒でブレイクが掛かると、直後に組んできたロドリゲスをカピタォンが払い腰で投げ切る。そのままバックに回ったカピタォンはRNCへ。アゴを引き、手首を掴んで守るロドリゲスのアゴの上からフェイスロック気味に絞めるカピタォンだったが、ここはロドリゲスが防ぎきった。
2R、左ミドルをロドリゲスの態勢を崩すなど優勢をキープするカピタォン。ロドリゲスは組みに行くも、ドライブもできずに離れる。町の態勢のカピタォンのローが急所に入りも、ロドリゲスは意に介さない。構えを変えるカピタォンは、やはり省エネファイトか。ロドリゲスはダブルレッグでカピタォンをケージに押し込む。このまま2Rはタイムアップに。
最終回、前に出て右、左ミドルを見せるカピタォンの顔面をロドリゲスの右オーバーハンドが捉える。ショートの連打を返すカピタォンは、左ロー。ロドリゲスのテイクダウン狙いをスプロールしたカピタォンが、左ローを走らせる。そのカピタォンの前進に右を合わせたロドリゲスが右フック、右ミドル、右オーバーハンドを入れる。動きが重いカピタォンは口が開いた状態が続く。カピタォンの右ストレートにテイクダウンを合わせようとしたロドリゲスがケージに押し込み、自ら離れる。
残り1分を切り、主導権争いのような打撃戦が続く、残り10秒でロドリゲスがテイクダウンに成功して試合終了を迎えた。判定は割れたが、ロドリゲスが前王者をスプリット判定で破った。