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【UFN104】3年半振りの復帰戦──ベルムデス戦へ、ジョン・チャンソン「最もタフな相手と戦いたかった」

Korean Zombie【写真】後輩チェ・ドゥホに負けじと、全ての局面でアグレッシブなジョン・チャンソン。3年半ぶりのオクタゴンでどのようなパフォーマンスを見せることができるか(C)MMAPLANET

4日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC Fight Night 104 「Bermudez vs Korean Zombie」。日本から田中路教が出場しヒカルド・ラモスと対戦する同大会のメインは、デニス・ベルムデス×ジョン・チャンソンのフェザー級戦だ。


コリアンゾンビが2013年8月にジョゼ・アルドに挑んだUFC世界フェザー級選手権試合以来、実に3年半振りについにオクタゴン復帰を果たす。この間、負傷欠場から韓国人ファイターが避けて通れない兵役期間(※実際には彼は負傷が要因で労働奉仕のような役割に就いていた)を経て、待望のカムバック。その一戦がメインイベントと、ジョン・チャンソンに対してUFC首脳の期待の高さが伺える。

対するベルムデスは、ジョン・チャンソンの欠場期間に5勝2敗という戦績を残し、過去2戦では川尻達也とホニ・ジェイソンに勝利している。2敗のうち一つは体重を落とせなかったジェレミー・スティーブンスに敗れた気の毒な黒星で、動きを止めてないアグレッシブなファイトはランキング以上の実力の持ち主といえる。

テイクダウンとバック奪取の強さを支える、中間から近距離での打撃の強さ。ジョン・チャンソンも打ち合い上等のファイターだが、3年半のMMAの進化と試合勘という部分で不安は絶対的に拭えない。

そんなヒューストン大会のメインに出場する両者のコメントがUFCより届いているのでお伝えしておきたい。

デニス・ベルムデス
「この経験を楽しもうと思うし、賭けに出ることも恐れていない。物凄く大きな機会であり、最高の舞台だ。ここで起きる全てを楽しもうと思う。ハードなトレーニングをやり切った。あとは自分のできることを、試合で見せるだけ。この試合に勝てば、現実的に考えてマックス・ホロウェイと戦いたい。彼は暫定王者だけど、僕はヤツに勝っている。UFC世界チャンピオンになるために、UFCとサインをしているんだからね」

ジョン・チャンソン
「ここに戻って来られること、僕を支えてくれている人達と再び会えることができて嬉しい。一度オクタゴンに入ってしまえば、何が起こるかは分からない。でも、いつだって僕らはエキサイティングな試合を臨んできた。UFCにイージーファイトなんてない、皆がタフだ。カムバックするときは最もタフや相手と戦いたいと思っていた。少しでも早く、タイトル争い絡みたいからね」

■ UFN 104対戦カード

<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
デニス・ベルムデス(米国/9位)

<女子ストロー級/5分3R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ/12位)
フェリース・ヘリッグ(米国)

<ライト級/5分3R>
エイブル・トゥルージロ(米国)
ジェイムス・ヴィック(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
ヴォルカン・オズデミア(スイス)

<ヘビー級/5分3R>
アンソニー・ハミルトン(米国)
マルセル・フォーチュナ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
アンジェラ・ヒル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
アダム・ミルステッド(米国)
カーティス・ブレイズ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
田中路教(日本)

<フェザー級/5分3R>
チャス・スケリー(米国)
クリス・グラッツマーカー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス(米国/6位)
ベック・ハイアット(豪州)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
ニコ・プライス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
カリル・ラウントリー(米国)
ダニエル・ジョリー(米国)

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