【UFN104】ラモス戦直前、現地入りした田中路教「チーム3人で試合に臨める安心感」
【写真】後がない状況のノリだが、その実力をオクタゴンで出し切れば決してラモスは難し過ぎる相手ではない──はずだ(C)MMAPLANET
4日(土・現地時間)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるUFC Fight Night 104 「Bermudez vs Korean Zombie」。デニス・ベルムデス×ジョン・チャンソンのフェザー級戦がメインの今大会に背水の陣を敷いて田中路教が出場する。
昨年末からサクラメントに居を移し、チーム・アルファメールでトレーにグングを積むようになった田中は、UFC期待のヒカルド・ラモスと対戦する。
セイジ・ノースカットやミッキー・ガルーを見出した──ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ア・ファイトで見出されたスター候補生は長身&細身、長いリーチを生かしたテイクダウン+寝技は柔術ベースで、キャリア10勝1敗で6つの一本勝ちを誇る。それこそ、日本にいては同階級でラモスのようなトレーニング・パートナーにはなかなか巡り合うことはできない。そんな相手に対しても、田中はアルファメールでじっくりと対策を練ることができた模様だ。
米国生活1カ月を経て、大会開催地ヒューストの到着した田中が現在の心境を語ってくれた。
田中路教
「ラモスは身長が高くて手足の長い相手ですが、打撃も寝技の練習も体型の似ている選手達と練習積んできました。アルファメールでは軽量級で色々な体型のトップファイター達が揃っているので、とにかく練習相手には困らなかったです。
心身共に充実していますし、先週からミットを持ちにチームメイトの中村優作もアルファメールに来てくれて、石原夜叉坊とチームメイト3人で今回の試合に臨めるというは安心感はあります。とにかく今は4日の試合に向けて集中できています。全部、ぶつけます!!」
多くの日本人UFCファイター同様に追い風ではなく、逆風のなかで前進が求められる田中。ラモス戦では風向きを変える勝利、試合内容が必須となる。
■ UFN 104対戦カード
<フェザー級/5分5R>
ジョン・チャンソン(韓国)
デニス・ベルムデス(米国/9位)
<女子ストロー級/5分3R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ/12位)
フェリース・ヘリッグ(米国)
<ライト級/5分3R>
エイブル・トゥルージロ(米国)
ジェイムス・ヴィック(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(ハイチ)
ヴォルカン・オズデミア(スイス)
<ヘビー級/5分3R>
アンソニー・ハミルトン(米国)
マルセル・フォーチュナ(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
アンジェラ・ヒル(米国)
<ヘビー級/5分3R>
アダム・ミルステッド(米国)
カーティス・ブレイズ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ヒカルド・ラモス(ブラジル)
田中路教(日本)
<フェザー級/5分3R>
チャス・スケリー(米国)
クリス・グラッツマーカー(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ティーシャ・トーレス(米国/6位)
ベック・ハイアット(豪州)
<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
ニコ・プライス(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
カリル・ラウントリー(米国)
ダニエル・ジョリー(米国)