【UFC FOX23】RFA王者からUFC初陣で完勝、ジョーダン・ジョンソン
<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ジョンソン(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
エンヒッキ・ダ・シウバ(ブラジル)
RFAライトヘビー級王者からUFC入りを決めたジョンソンのオクタゴン初陣。左ジャブを伸ばすエンヒッキ。右を入れたジョンソンに対し、エンヒッキが首相撲からヒザを突き上げ左ジャブを当てる。ジョンソンもジャブを返し組んで足払いでテイクダウン。そのままサイドを取ったジョンソンは、エンヒッキが左腕を差して立ち上がろうとしたところでアナコンダチョークへ。
自ら技を解いたジョーダンはスタンドに戻って左ジャブを軽快に当てて、右オーバーハンドへ。エンヒッキも左を返し、テイクダウン狙いを切ってボディにヒザを突き刺し、左ハイを繰り出す。左右のローを繰り出すエンヒッキ、ジョンソンは右ストレートをヒットする。続いて右アッパーを打ち込んだジョンソンは、下がったエンヒッキにもう一度アッパーを入れた直後にダブルレッグでテイクダウンに成功。エンヒッキを立たせず、初回を取った。
2R、エンヒッキの右ミドルをキャッチして、左足を刈ってテイクダウンしたジョンソン。ハーフでしっかりと抑え、パウンドを落とす。エンヒッキの豪快なヒップスローを潰し、再びアナコンダに。腕を引き寄せて耐えたエンヒッキだが、シングルに出たところでバックを譲りパンチを連打される。ガードに戻したエンヒッキの動きに合わせてパンチ、バックを制するジョンソンは、エンヒッキの立ち上がりながらもキムラ狙いも潰す。ヒザを返したエンヒッキはスタミナをロスしており、ここにジョンソンがボディフックを決めた。
最終回、シングルレッグでテイクダウンしバックを取ったジョンソンに対し、エンヒッキは自ら背中をつけてガードを取る。腕十字を余裕をもって防いだジョンソンは一旦立ち上がり、足を捌いてパス。エンヒッキに立ち上がることを許さず、抜群のボディコントロールから鉄槌、パウンドを落とす。
エンヒッキは足を戻しても、すぐに担ぎパスを許し抑え込まれた状態が続く。起き上がろうとしガードを取り直し、パスを許すという展開が続いたエンヒッキに判定勝ちの目はなかった。UFCデビュー戦で完勝したジョンソンはデビュー以来の連勝を7に伸ばした。