【Invicta FC21】アンダーソン×ツイーツ戦が暫定世界戦へ。正規フェザー級王者サイボーグは??
【写真】アンダーソンとツイーツの間でInvicta FC世界女子フェザー級の暫定タイトル戦が組まれることに。正規王者サイボーグは薬物使用問題が解決するとUFC王座獲りへ。ちなみにツイーツはサイボーグに46秒で敗れている (C)INVICTA FC & GONGKAKUTOGI
6日(金・現地時間)、14日(土・同)にミズーリ州カンザスシティのスコティッシュライト・テンプルで開催されるInvicta FC 21「Anderson vs Tweet」のメインイベント、ミーガン・アンダーソン×シャーメイン・ツイーツの一戦が暫定世界女子フェザー級選手権試合として5分×5R制で行われることが発表されている。
キャリア7勝2敗のアンダーソンと9勝5敗のアンダーソンの一戦が、試合の8日前になり暫定世界戦に昇格。アンダーソンは「インヴィクタ・フェザー級戦線にとって、正しい方向にコトが動いたと思う。フェザー級選手にとってとても良いことだし、私もチームや家族にベルトを持って帰りたい。そして自分のキャリアを次の段階に持っていきたい」と話している。
このアンダーソンの言葉に、今回の一戦が暫定王座決定戦に至った要因がしっかりと記されている。正しい方向とはズバリ、正規王者クリス・サイボーグがまる1年防衛戦を行わずUFCでキャリアを積むことで、タイトル戦線が停滞していたことが是正されるということになる。
2月にUFCがホーリー・ホルムとジャーメイン・デランダミーの間でUFC世界女子フェザー級王座決定戦を組むことで、この階級がさらに活性化することは間違いない。そのためにもInvicta FCとしても、一番のステップアップ材料となるベルトを眠らせておく手はない。
さらにいえば、インヴィクタとしてはサイボーグの王座返上も計算に入れていることは間違いない。昨年末のRIZINでギャビ・ガルシアのセコンドとして来日したサイボーグも「140ポンドで戦うことは限界だった。そして体のダメージを考慮して、2月というタイミングでは戦えなかった。薬物使用問題が解説されれば、UFC世界女子フェザー級王座を狙う」ということを明言している。
UFCという大きな山が動いたことでインヴィクタ・フェザー級戦線は活気づき、同階級のファイターにも未来への扉が開くことになる──そんな暫定王座制定だ。
■Invicta FC21対戦カード
<暫定Invicta FC世界女子フェザー級王座決定戦/5分5R>
ミーガン・アンダーソン(豪州)
シャーメイン・ツイーツ(カナダ)
<女子ストロー級/5分3R>
ジョディ・エスキベル(米国)
ディアナ・ベネット(米国)
<女子バンタム級/5分3R>
ラケル・パアルイ(米国)
パニー・キアンザド(スウェーデン)
<女子バンタム級/5分3R>
アスペン・ラッド(米国)
シジャラ・ユーバンクス(米国)
<女子フライ級/5分3R>
アンドレア・リー(米国)
ジェニー・リオウ・シュライバー(米国)
<女子フライ級/5分3R>
ブリエタ・カーペンター(米国)
ヘザー・ハーディー(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
エイミー・モンテネグロ(米国)
セリーン・ハガ(ノルウェー)
<女子フライ級/5分3R>
レイチェル・アストビッチ(米国)
クリスティーン・フェレア(米国)