【WSOF34】マルロン・モラエス、負傷TKO勝ちもダウンを奪う快勝
<WSOF世界バンタム級選手権試合/5分5R>
マルロン・モラエス(ブラジル)
Def.1R2分30秒by TKO
ジョゼナウド・シウバ(ブラジル)
サウスポーに構えたジョゼナウドは、モラエスと間合いは図るなかでオーソにスタンスを変える。逆にモラエスが時折りサウスポーを見せ、オーソに戻して右を伸ばす。モラエスは右オーバーハンドから右ハイキック、右アッパーと手数を増やしていく。対してジョゼナウドは右ミドルを返す。モラエスも左ローを当てて、ジョゼナウドが前に出てくるところで右から左のワンツーを打ち込む。動きが止ったジョゼナウドに右フックを入れてダウンを奪うと、パウンドを連打し足を払って後方から鉄槌を入れていく。
ガードを取り立ち上がろうとしたジョゼナウド、ギロチンはギロチンからがぶりに移行する。スタンドに戻ったジョゼナウドが右ミドル、続く左の蹴りとモラエスの左の蹴りが交錯すると、姿勢を崩したジョゼナウドがタップ。
ヒザを負傷したように試合続行不可能になったシウバ、動けなくなりレフェリーが即試合をストップ。「タフだったけど、ダウンも奪ったしね。僕がベストでないというのなら、ベストだと証明する。バンタム級なら誰とで戦う。契約して、僕の前に出て来てくれ。UFCには良いファンタ―が多いし、名前は挙げないけど誰とでも戦うよ。WSOFに感謝している。MSGでベルトを持って戦える。こんな幸せなことはない。ア・ハッピー・ニューイヤー」とチャンピオンは余裕綽々の表情で語った。