【UFC207】プライスが肩固めでUFCデビューウィン、ケージ内で柔術茶帯に昇格
<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
Def.1R4分30秒by 肩固め
ブランドン・ザッチ(米国)
左ジャブを伸ばすプライス。ザッチは右ローを2発放つ。ザッチの右クロスで距離が近付くとプライスがヒザ蹴りを繰り出す。サウスポーに構えたザッチは、オーソに戻すとプライスのテイクダウン狙いを切ってバックを伺う。ここは譲らなかったプライスは、ヒザ蹴りを受けながらボディロックでテイクダウンに成功する。
スイープ狙いを潰してトップをキープするプライスに対し、ザッチはキムラ狙い。ハーフからの仕掛けだったが、プライスは足を抜いてサイドへ。ザッチはそれでも強引に仕掛けるも、足が抜けておりプライスが腕を抜いて肩固めの態勢に。一旦リセットし、パンチを入れつつ再び肩固めを狙うプライス。ザッチは防いで、腰を押して立ち上がろうとしたが、すかさずプライスがバックを取ってRNCへ。上を向き直したザッチに対し、プライスがまたも肩固めを仕掛ける。
しっかりと喉元に右腕が通り、ザッチはタップアウト。UFC初勝利を挙げたプライスはオクタゴン内で茶帯を巻かれた。