【UFC207】ミーンズのグラウンドでのヒザでオリヴェイラが続行不能、ノーコテンストに
<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
NC.1R3分33秒
アレックス・オリヴェイラ(ブラジル)
左ミドル、そして右ローを見せたミーンズ。オリヴェイラはケージの前を移動し、後ろ回し蹴りに組みついていく。直後のテイクダウン狙いを小手を決めた投げで潰してトップを取ったミーンズだが、試合はすぐにスタンドへ戻る。蹴り、パンチを繰り出したオリヴェイラのスピニングバックキックを腹に受けたミーンズがダウン。立ち上がったところでオリヴェイラが組みつくと、ミーンズはヒザ蹴りを入れる。バックに回ったオリヴェイラが後方にテイクダウンに成功し、パンチを入れていく。
立ち上がったミーンズの背中を制したままのオリヴェイラだったが、ミーンズは胸を合わせてボディロックでトップを取り切る。エルボーを落とされながらオリヴェイラが立ち上がる際、ヒザがマットについている状態でミーンズがヒザを2発入れる。前方に崩れ、レフェリーが試合を止める。明らかに戦える様子ではないオリヴェイラ、立ち上がることもままならない。気持ちも途切れたに違いない。
ミーンズは「絶対に反則じゃない」とレフェリーに抗議をするが、公式発表はグラウンド状態での事故的なヒザ蹴りということでノーコンテストに。「2点しかついていなかった。反則だったら失格だ。ノーコンテストって何だ?」とミーンズは話した。