【ONE49】スノトの組み技に苦戦のケリー、最後は右ハイからマウントパンチでTKO勝ち
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
エドゥアルド・ケリー(フィリピン)
Def.3R2分14秒by TKO
スノト(インドネシア)
まずは左ローを見せたケリー、続いて右ハイキックを繰り出す。組んでテイクダウンを狙ったスノトからトップを取ったケリーだが、スノトがバックへ。キムラロックに拘りケリーはバックマウントを許してしまう。腕を抜いたスノトがRNCへ。右手首を掴んで防ぐケリーは、後方へのパンチを連打する。ケリーはスクリーンを見て笑顔を浮かべながら後方のスノトを殴る。
胸を合わせてトップを取ったケリーに対してスノトは三角絞めへ。担いでパンチを落とすケリーに対し、起き上がったスノトがダブルレッグでトップを取る。ギロチンで抱えたケリー、ここで初回が終わった。
2R、右ジャブを伸ばしたスノト。遠い間合いから意外に伸びるスノトの左がケリーの顔面を捉える。組み付いたケリーがケージに押し込むと、ボディへのヒザ蹴りも股をすくわれてテイクダウンを奪われる。ハーフで抑えるスノトがパスに成功した直後にケリーはブリッジ&テッポウで上を奪い返す。背中を向けて立ち上がろうとしたスノトをRNCで取られたケリーだが、足をフックする前に外される。
スクランブルからケリーが立ち上がると、ガードを取るスノトにレフェリーがブレイクを命じ試合はスタンドに戻る。ケリーの右オーバーハンドにスノトが組みついたところでラウンド終了となった。
最終回、スノトが2Rと同様に左を当てる。ケリーはオーバーハンドから組み付き、ケージ際へ。すぐにブレイクが掛かり、試合がケージ中央から再開される。と、ケリーがサイドキックから右ハイへ。テイクダウンを狙ったスノトの顔面をヒザが蹴り抜き、ダウンを奪うと一気にマウントへ。パウンドを顔面に連打し、ケリーが一気に勝負を決めた。