【UFN101】ワンツーを入れ続け、TDからバックマウント奪取のナイトがフッカーを破る
<フェザー級/5分3R>
ジェイソン・ナイト(米国)
Def.3-0:30-26.30-27.29-28
ダン・フッカー(ニュージーランド)
左ジャブを伸ばし圧力を掛けるナイトが右ミドルからワンツーを見せる。右へ回るフッカーは、そのワンツーの右を被弾しいきなり尻餅をつく。立ち上がったところに左フックから右ボディと前に出るナイト、左から右と引き続きパンチをヒットさせる。低いガードのフッカーにナイトが右ストレート、ワンツー&左フックとナイトの攻勢が続き、残り70秒でダブルレッグを決める。四の字フックからRNC、フッカーが胸を合わせてもハイガードでコントロールを見せたナイトが初回を取った。
2R、パンチの応酬からテイクダウンを狙ったナイト、これを切ったフッカーが右ジャブ、右ローを見せる。ナイトも構えを変えつつ、左フックを見せて組み付くとバックに回り込む。持ち上げて、前方にフッカーを落とし即バックマウントを取ったナイトがRNCへ。リストを掴んで必死に防ぐフッカーに対しナイトは腕、クラッチを組み替えると、残り1分でついにタイトな姿勢に。ここも耐えきったフッカーだがラウンドを連続で失った。
最終回、左ハイを狙ったフッカー。ナイトは引き続きワンツーで距離を支配する。同じリズムのワンツーを崩せないフッカーは厳しい展開が続き、シングルレッグでケージに押し込まれる。ギロチン狙いに離れたナイトは、左ジャブ&右前蹴りをボディに入れる。さらに右ストレートを打ち込んだナイトは、テイクダウンは切られるがワンツーを決めて試合の趨勢に変わりはない。
その後もフッカーはテイクダウンは防いでも、パンチを受ける展開が続き試合はラスト1分に。ナイトはパンチを纏め、スライディング、テイクダウン狙いと時間稼ぎの動きに。しかし、ラスト20秒で左から右を入れたフッカーが最後の反撃とばかりにラッシュを掛ける。テイクダウン狙い、潰されてラバーガードを取ったナイトが3-0で判定勝ちを決めた。