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【Shooto】環太平洋フェザー級王者決定戦で石橋佳大と対戦する岡田遼 「3度目の正直のつもりで」

ryo-okada【写真】9月19日、VTJのハ・ユンソ戦では見事なヒザ蹴りで53秒KO勝ちを収めている岡田 (C)SUSUMU NAGAO/VTJ

12日(土)、文京区・後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「環太平洋ダブルチャンピオンシップ」で石橋佳大と環太平洋フェザー(61.2キロ)王座を争う岡田遼のインタビューが今大会を主催するSustainより届いた。

極めの強い石橋に対し、岡田は「総合格闘技なら勝てる」と言い切った。


――環太平洋ライト級チャンピオン決定戦が目前に迫ってきました。コンディションや仕上がりはいかがですか。

「怪我もなく体調もよくて調子がいいです」

――VTJでのハ・ユンソ戦は1RKOでしたが、あの試合を振り返っていただけますか。

「外国人選手も初めてで、あまりデータがない相手と戦うのも初めてでした。どんな選手なんだろう?という怖さはありましたが、自分がやりたいことが出来た試合だったと思います」

――岡田選手としてはユンソ戦をクリアしたら次はタイトルに挑戦したいという気持ちだったのですか。

「はい。そういう流れになると思っていましたし、鶴屋(浩)さんからも『怪我しないように1Rでブッ飛ばしてこい』と言われていたので、タイトル挑戦を見据えて1Rで倒すつもりで戦いました。竹中(大地)選手が怪我でタイトルを返上して、王座決定戦に出ることになりましたが、僕としてはどんな形であれ年内にはチャンピオンシップをやるつもりでいましたね」

――そこでタイトルを争う相手が石橋選手に決まりました。石橋選手にはどんな印象を持っていますか。

「やっぱり極めの強さ。あとは気持ちの強さですね。僕も一観客として石橋選手の試合を見ていて面白いなと思っていました。多少殴られても下になって極めに行くこともあるし、今のMMAファイターではちょっと稀なスタイルだと思います」

――その反面、対策が立てやすいタイプでもあると思います。今回はどんな準備を積んできましたか。

「寝技対策はしっかり練ってきました。パラエストラ千葉には柔術黒帯の選手がたくさんいますし、鶴屋さんとも練習させてもらいました。あとは扇久保(博正)さんが石橋選手の真似をスパーリングしてくれたり、北田(俊亮)さんも力が強くて極めが強いので、対策は万全だと思います」

――また3月にはグラップラータイプの徹肌ィ朗選手に勝っていますが、あの勝利も今回の試合に活かせるのではないですか。

「そうですね。徹選手もそうですし、過去に齊藤曜選手とも試合をしているので、極めが強い選手はクリアしてきているんですよね。きっと純粋なグラップリングだけだったら敵わないと思いますが、総合格闘技になれば勝つ自信があります」

――ベルトがかかった試合に臨むという部分ではいかがでしょうか。

「僕は新人王決定トーナメント決勝で竹中選手に負けて、インフィニティリーグでも最後の最後で優勝を逃して…タイトルがかかった試合になると出来が悪いんですよね(苦笑)。だから今回は3度目の正直のつもりで必ず獲ります」

――ここでベルトを獲る・獲らないではこれからの格闘技人生が大きく変わってくると思います。

「今まで27年間生きて来て、格闘技人生の中でも一番重要な一日になると思います。ただ大事な試合であることは過剰に意識しすぎず、自分のやるべきことをやろうと思います」

――どんな試合をして自分がベルトを巻いていたいと思いますか。

「石橋選手は激闘型で面白い試合をする選手なので、僕との試合も面白い試合になると思います。でも最後は僕がベルトを巻く姿をみなさんに見てもらおうと思います」

■Shooto 対戦カード

<環太平洋フェザー級(61.2キロ)王座決定戦/5分3R>
岡田遼(日本)
石橋佳大(日本)

<環太平洋ライト級(65.8キロ)王座決定戦/5分3R>
平川智也(日本)
高橋遼伍(日本)

<57.6キロ契約/5分3R>
漆谷康宏(日本)
田丸匠(日本)

<フェザー級/5分2R>
藤原敬典(日本)
じゅん(日本)

<フェザー級/5分3R>
猿丸ジュンジ(日本)
小堀貴広(日本)

<フェザー級/5分3R>
安藤達也(日本)
ケビン・クルーム(米国)

<ウェルター級/5分3R>
岡野裕城(日本)
児玉京大(日本)

<ライト級/5分2R>
齋藤翼(日本)
ハンセン玲雄(日本)

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