【Bellator162】加藤久輝、初回残り2秒でインパクトたっぷりのKO勝ちッ!!
<ミドル級/5分3R>
加藤久輝(日本)
Def.1R4分58秒by TKO
AJ・マシューズ(米国)
左ミドルを見せた加藤。マシューズの左ジャブに対し、再び三日月蹴りのようなミドルを入れる。左ミドルを続ける加藤は左に回りつつ、マシューズのストレートをかわす。ここでマシューズが勢いのあるローを蹴り込むも、加藤は左を効かせて追撃を入れる。マシューズも接近戦になると、下がることなくフックとボディで加藤の動きを止める場面も。
加藤も間合いを取り直し左アッパー、左フック、そして左ミドルを思い切り入れる。それでも前に出るマシューズに対し、加藤はミドルを入れて左ショートフックを被せていく。と、加藤の左の指が目に入ったマシューズがインターバルを要求する。暫く時間を置いてドクターがケージに呼び入れられる。その直後に試合が再開され、加藤は左ストレートから左ミドルを連続で3発蹴り込む。
残り1分10秒、左ミドルを続ける加藤は左に回りながら左フック、続いて左ハイを入れると左アッパー、ヒザ蹴り、左ストレートで倒れたマシューズに鉄槌を落とす。シングルに対し、しっかりと頭を切って立ち上がったところに左ストレート&左フック、10秒を切って左アッパーからのラッシュをかけ最後は左フック。マシューズがしゃがみこむように崩れ、加藤はKOで決め左の拳をカメラにアピールした。
1R終了2秒前の勝利に加藤は「ウォーが好きなんだ。彼はタフでナイスガイ、尊敬しているよ。彼は打撃戦を挑み、僕は応えた。皆が喜んでくれると嬉しい。ちょっとクラクラしたけど、ダメージはなかった。一呼吸して、またパンチを放っていったんだ。メイン? どうなるんだろうね、楽しんで見せてもらうよ」と語った。