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【Invicta FC19】インドのコルカー、テイクダウンを防げずメデイロスに判定負け

<ストロー級/5分3R>
カリーヌ・メデイロス(ブラジル)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
マンジット・コルカー(インド)

インドから初のメジャーリーガー、コルカーがインヴィクタ・デビュー戦。左へ回るサウスポーのコルカーが右ロー、さらに左ミドルを入れてスーパーマンパンチを狙う。メデイロスは右ローから組み付いて、ダブルレッグでスラム気味にテイクダウンに成功する。サイドから抑え込むメデイロスに対し、コルカーはブリッジでトップを取り返す。

スタンドに戻った両者、メデイロスが直後にテイクダウンもコルカーはケージウォークから後方回転し立ち上がる。コルカーはボディにヒザを入れて離れると、スーパーマンパンチ。しかし、ここでテイクダウンを合わされてしまう。サイドで抑えられたブリッジのコルカー。メデイロスは体をもっていかれず、すかしてバックコントロールから勢いのあるパンチを打ち込む。両足をフックしたメデイロスが、コルカーの背中を伸ばしてパンチを連打した。

2R、最初のメデイロスのテイクダウン狙いを防いだコルカーだが、なかなか自分から攻めることができない。距離を詰めてアッパーを狙うメデイロスは、テイクダウンでアドバンテージがあり余裕の試合展開を見せる。しかし、コルカーも左ミドルを入れてスッと離れる。メデイロスは右ミドルから右フック、コルカーは打撃戦に怯むことはなく左ハイ、左ストレートを返す。

メデイロスは右ハイを空振りしたが、組んでシングルレッグへ。ダブルへのスイッチから、再びシングルに戻してテイクダウン&マウントへ。ここもコルカーはブリッジからスクランブルにもドチ混んで立ち上がる。コルカーはケージを背にした状態でギロチンを仕掛けるも、2R連続で失った。

最終回、メデイロスは15秒でテイクダウンを決める。コルカーは左ワキをさしてスイープ、メデイロスがすぐにケージを背にして立ち上がる。メデイロスは攻め急がず、大きな振りの右フック。コルカーが左ストレートと右ローを返す。手数の少ないコルカー、誘い込んで左ミドルを2発入れる。ここからケージの前を左右に動くコルカーに対し、メデイロスは追いかけて右フック。テイクダウンを警戒し、インで戦えないコルカーはこのままステップを使い続けタイムアップを迎えた。

結果は当然のようにメデイロスの判定勝ち。スクランブルは良かったコルカーだが、テイクダウンディフェンスが必要だ。


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