【UFN94】スケリーと対戦、過去最強のマキシモ・ブランコ 「ホームで試合ができる感覚です」
【写真】ベラズネラの食材を手にし、ベネズエラ国旗と女性に囲まれ──スペイン語の取材にご機嫌な真騎士。計量前夜にリミットまで落とせていた(C)SUCKER PUNCH ENTERTAINMENT
17日(土・現地時間)にテキサス州ヒダルゴのステートファーム・アリーナで開催されるUFN94「Poirier vs Johnson」でチェス・スケリーと対戦するマキシモ・ブランコ。
常に減量が心配された彼も、真剣に自らのキャリアを考え2カ月前から体調管理に乗り出し、今回は過去最高の調整ができたという。そんなマキシから現状、そして対戦相手の印象が届いたので、お届けしたい。過去最強のマキシが見られそうだ。
「これまで僕は試合が終わると、少し怠けてしまい体重が80キロとかあって、凄く良い緊急のオファーがあっても断ったりしていました。でも、僕も32歳。普段から節制して、もっと試合をしないとこの先、後悔することになるとマネージャーのシュウ(・ヒラタ)さんと話して、プロになり初めてフィジカル・トレーナーの五十嵐さんに面倒を見てもらうことになりました。
なので今回の試合はフェザー級になってから一番減量が上手くいきました。これまでは73キロぐらいで現地入りしていたのが、今回は71キロでした。3日目には69キロまで落ち、走ると67キロまで減るという感じで凄く調子が良かったです。計量の前日には146ポンドとリミットまで落とせており、体調面では今回が最高だと思います。
今回の大会は街中ラテンで、どこでいっても僕の母国語であるスペイン語が通じて、ベネズエラの人も凄く多いです。ホテルの近くにあるベネズエラ料理のフードトラックで毎日のように母国の人達と交流ができ、ホームで試合ができる感覚です。そこに集まっているベネズエラ人からベネズエラ国旗を貰い、今回はそれを掲げて入場する事にしました。入場曲もメキシコの歌手の曲に買えて会場のファンも味方につけよう、という作戦です(笑)。
計量も朝に出来たのでリカバリーする時間も多いですし、2カ月前からグルテンフリーをしてきたので、リカバリーもちゃんとやっています。
対戦相手は僕より少し背が高いですが、足が凄く細いです。バックチョークが得意みたいなので、バックは絶対に取らせないです。自分の距離をキープして、打撃で勝負しようと思います。勝負の世界に絶対はないですけど、絶対に勝ちます」
■UFN94 計量結果
<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー:156ポンド(70.76キロ)
マイケル・ジョンソン:154.5ポンド(70.08キロ)
<ミドル級/5分3R>
ユライア・ホール:185.5ポンド(84.14キロ)
デレック・ブルンソン:186ポンド(84.37キロ)
<ライト級/5分3R>
エヴァン・ダナム:156ポンド(70.76キロ)
リック・グレン:154.5ポンド(70.08キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ホアン・ジュカォン・カルネイロ:171ポンド(77.57キロ)
ケニー・ロバートソン:170.5ポンド(77.34キロ)
<ライト級/5分3R>
クリス・ウェード:156ポンド(70.76キロ)
イスラン・マカチェフ:155.5ポンド(70.53キロ)
<フェザー級/5分3R>
チャス・スケリー:146ポンド(66.23キロ)
マキシモ・ブランコ:145.5ポンド(66.00キロ)
<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ベニテス:145.5ポンド(66.00キロ)
サム・シシリア:146ポンド(66.23キロ)
<ウェルター級/5分3R>
アウグスト・モンターニョ:170.5ポンド(77.34キロ)
ベラル・モハメッド:170.5ポンド(77.34キロ)
<ミドル級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール:185ポンド(83.92キロ)
レオナルド・アウグスト・レレコ:186ポンド(84.37キロ)
<バンタム級/5分3R>
ホセ・キニョネス:134.5ポンド(61.01キロ)
ジョーイ・ゴメス:135ポンド(61.24キロ)
<ウェルター級/5分3R>
エリック・モンターニョ:171ポンド(77.57キロ)
ランディ・ブラウン:171ポンド(77.57キロ)
<バンタム級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス:135ポンド(61.24キロ)
アルバート・モラエス:135ポンド(61.24キロ)