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【Bellator108】ランペイジ、1ラウンド残り1秒のTKO勝利

<210ポンド契約/5分3R>

ランペイジ・ジャクソン(米国)

Def.1R4分59秒by TKO

ジョーイ・ベルトラン(米国)

タッチグローブを拒否した両者。小刻みに左手を伸ばすベルトラン。距離を詰めたランペイジは、右ローから組んでヒザを突き上げる。体を入れ替えたベルトランが、右ストレートをヒットさせる。すぐにプレッシャーをかけ、前に出るランペイジ。ベルトランはケージ際を移動する。と、ランペイジはケージ中央に戻り、前に出て来いとベルトランを挑発する。結局、自ら前に出て距離を詰めたランペイジだが、ここからの攻めは慎重だ。

右ローからワンツーを繰り出すランペイジ、ベルトランも右ストレートを放ち、左ジャブを伸ばす。ランペイジの右ローを受けたベルトランはパンチをまとめながら前に出て組みつく。パンチの捌き方を見る限り、ランペイジは決して調子が良さそうではない。ベルトランはケージに押し込んでボディを放つ。ランペイジは右ボディを入れて回り込もうとするが、右ワキを差したベルトランが左のショートアッパー、ボディを続ける。ケージ際から離れることができないランペイジ。右のフックからヒザ蹴りを入れるも、すぐにケージに押し込まれる。

残り1分、ケージに押し込まれたままのランペイジ。左を差し返してようやく体を入れ替え距離を取り直す。ランペイジは右を振るうが、左を受ける。残り10秒を切ると、左フックから左フックを振るい、ヒザを突き刺しながら前に出たランペイジ。ベルトランもヒザを返し、フックの打ち合いに。ランペイジの右フックを受けてベルトランがダウンすると、レフェリーが即試合をストップ。試合タイムは4分59秒だった。

「俺を信じ続けてくれた家族に感謝している」という言葉が胸に響いた、ランペイジのベラトール・デビューWINだった。

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