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【REAL05】郷野がスプリット判定勝ちで、生き残る

<ライト級T一回戦/5分2R>
郷野聡寛(日本)
Def.2-1:20-18.20-19.19-20
アフマト・アフメドフ(キルギス)

自らを七転八倒の不惑と称する郷野と、これがMMAデビュー戦となるキルギスの空道戦士=アフメドフ。まずは右ローを蹴りこんだ郷野、続くローにアフメドフがフックを合わせよとする。アフメドフの左に距離を取った郷野は右ローを入れる。アフメドフもローから右ストレート、郷野は引き続きローを蹴っていく。アフメドフのショートからテイクダウン狙いを防いだ郷野は、右ローにテイクダウンを合わせる。

一気にパスした郷野は頭を抱えに来るアフメドフをサイドで抑え、首を刈っていく。足を戻せないアフメドフに対し、郷野は上四方へ。ここでアフメドフはスクランブルから立ち上がると、一気に郷野をケージに押し込みテイクダウンへ。パウンドを落とすアフメドフに対し、郷野は脇を差して立ち上がり流れを許し切らなかった。パウンドがあった分をジャッジがどのように評価するか。

2R、郷野は右ロー。蹴りのフェイントを交える郷野に対し、アフメドフは前に出て左フック。郷野は距離を取って、ローを重ねる。アフメドフの荒いフックを見切った郷野が右ローを続け、左ジャブを伸ばす。しかし、ここでアフメドフが左右のフックで郷野をケージに押し込む。アフメドフのテイクダウン狙いも逆にトップを取り切った郷野はマウントを奪取。アフメドフはケージを蹴ってスクランブルに持ち込みテイクダウンへ。

郷野のギロチンを防いだアフメドフがトップに。アフメドフは鉄槌を落とすが、それほど手数は多くない。残り1分、ケージを背にして立ち上がろうとした郷野だが、アフメドフが立たせない。郷野の蹴り上げにアフメドフがスタンドに戻ったところでタイムアップとなった。

郷野のローとテイクダウン、アフメドフの左右のフックと最後のトップキープ。ジャッジの裁定は割れ、郷野が判定勝ちを決めた。

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