【JBJJF】Ground Impact北日本選手権は鍵山士門が2階級制覇
【写真】北の大地でしっかりと2階級制覇を成し遂げた鍵山士門(C)MMA-ZEN
5日(日)、札幌市東区体育館でIF-Project主催の『GroundImpact北日本選手権2016/GroundImpact NORTS JAPAN2016』が行なわれた。JBJJF公認大会である同選手権は、鍵山士門が階級&無差別と2冠を達成した。
Text by Takao Matsui
アダルト黒帯フェザー級は、デラヒーバジャパンの鍵山士門とOVER LIMIT BJJの村田良蔵が決勝を争った。50/50の体勢となり、互いに一歩も引かない展開となる。先に仕掛けた鍵山が立ち上がり、アドバンテージを獲得。村田は下から足を取りにいくが、鍵山が潰してしのぐ。ポイントでリードされている村田は、さらに右袖を掴んで崩しにかかるが、鍵山がこれを切る。村田は最後まで、オモプラッタからの腕十字、三角絞め、ヒザ十字を狙うが、タイムアップ。激しい攻防となるが、最後は鍵山が逃げ切って、優勝を決めた。
アダルト黒帯オープンクラスは、フェザー級を制した鍵山が再び出場。ギムナシオン札幌の高橋計康と対戦した。開始早々、シングルレッグからテイクダウンを奪った高橋が2ポイントを獲得。すかさず鍵山は、スイープで2ポイントを取り返す。高橋は下から足を取って崩しにかかるが、鍵山はサイドやバックに回り込む動きを見せて、パスガードで抑え込もうと試みる。鍵山にアドバンテージポイントが入ったところで、試合終了のブザー。この試合も僅差ながら、鍵山がフェザー&オープンで優勝を飾ることとなった。
太平洋を越えたカリフォルニアで世界大会が行われていた週末に、北の地で熱い闘いを繰り広げた黒帯をはじめとした今回の出場選手たちは、これからも大会などを通じて、さらに柔術を広めていくこととなるだろう。
■GroundImpact北日本選手権2016主なリザルト
【アダルト茶帯フェザー級】
優勝 庄山真司(OVER LIMIT BJJ)
準優勝 中嶋康晴(ギムナシオン札幌)
【アダルト黒帯フェザー級】
優勝 鍵山士門(デラヒーバジャパン)
準優勝 村田良蔵(OVER LIMIT BJJ)
【アダルト黒帯ミディアムヘビー級】
優勝 高橋計康(ギムナシオン札幌)※
【アダルト茶帯オープンクラス】
優勝 庄山真司(OVER LIMIT BJJ)
準優勝 中嶋康晴(ギムナシオン札幌)
【アダルト黒帯オープンクラス】
優勝 鍵山士門(デラヒーバジャパン)
準優勝 高橋計康(ギムナシオン札幌)
※1人優勝