【UFN12】小見川は無念の判定負け――
英国から戻ってきたUFC、23日(水・現地時間)にラスベガスのパームス・リゾート&カジノ内ザ・パールでUFCファイトナイトを開催した。メインのマイク・スウィック×ジョシュ・バークマン戦は、距離を取り合いからバークマンのテイクダウン狙いをスウィックが潰すという展開が続いたが、判定はなぜかスウィックに。オーディエンスがブーイングを送る中、スウィックがウェルター級転向を白星で飾った。
スパイクTVのライブ中継、そのオープニングマッチ出場の重責の担ったTUF覇者ネイト・ディアズは、持ち前のグラップリングの強さを発揮。トップからパウンドで攻め、アルヴィン・ロビンソンに跳ね返されたところで三角絞めを極めて、1R3分39秒一本勝ちを収めた。
日本から参戦した小見川道大はブラジルの蘇ったアポロ=チアゴ・タヴァレスと対戦。序盤は攻め込まれながらも徐々に反撃を試み、3Rはトップからパウンドを落とす攻勢に持ち込んだものの、時既に遅し0-3の判定で敗れた。
セミファイナルのミドル級ハードパンチャー対決は、パトリック・コーテが1R1分44秒TKO勝ちを収め、このほかの試合はマット・ワイマン、コーリー・ヒル、ジェレミー・ステファンズ、グレイ・メイナードが勝利している。
◆全試合結果は下記の通り
・ウェルター級
マイク・スウィック(米国)
vs ジョシュ・バークマン(米国)
○[3R終了/判定]×
・ミドル級
パトリック・コーテ(カナダ)
vs ドリュー・マックフィールド(米国)
○[1R1分44秒/TKO]×
・ライト級
アルヴィン・ロビンソン(米国)
vs ネイト・ディアズ(米国)
×[1R3分39秒/三角絞め]○
・ライト級
小見川道大(日本)
vs チアゴ・タヴァレス(ブラジル)
×[3R終了/判定]○
・ライト級
アルバート・クレーン(米国)
vs カート・ペルグリーノ(米国)
×[2R1分55秒/TKO]○
・ライト級
デニス・シバー(ドイツ)
vs グレイ・メイナード(米国)
×[3R終了/判定]○
・ライト級
ジェレミー・ステファンズ(米国)
vs コール・ミラー(米国)
○[2R4分44秒/TKO]×
・ライト級
ジョー・ヴァレス(米国)
vs コーレー・ヒル(米国)
×[2R0分37秒/TKO]○
・ライト級
ジャスティン・ブショールス(米国)
vs マット・ワイマン(米国)
×[1R2分56秒/チョークスリーパー]○