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【UFC201】漢ロビー・ローラー、次の挑戦者は同門ATTのタイロン・ウッドリーに

Robbie Lawler【写真】オクタゴンに入れば激闘の連続、漢ローラーにとって3度目の王座防衛戦戦の相手がウッドリーに正式決定した (C)KEITH MILLS

17日(火・現地時間)、UFCが7月30日(土・同)にジョージア州アトランタのペプシ・アリーナで開催するUFC201でロビー・ローラー×タイロン・ウッドリーのUFC世界ウェルター級選手権試合を組むことを正式発表した。

2012年4月以来のアトランタでの開催となる今大会、メインはUFC世界ウェルター級王者ロビー・ローターにとって3度目の防衛戦の相手はタイロン・ウッドリーに決まった。ローラーは今年の1月にカーロス・コンディットとの激闘を2‐1で勝利して以来、半年ぶりの防衛戦となり、実に2015年1月のケルヴィン・ガステラム戦から1年半も実戦から遠ざかっていた。

しかも、ガステラム戦はそのガステラムの体重超過で180ポンド契約の試合となったため、純粋にウェルター級の試合で戦ったのは2014年8月のキム・ドンヒョン戦まで遡らないといけない。また注目すべき点は、この両者は揃ってATT所属のファイターであるということ。

禁断の同門対決による世界戦──という見方も成り立つもののウッドリーはミズーリ大レスリングクラブで同門だったベン・アスクレンと共に練習もしており、ガステラムと戦った時はATTからディン・トーマス、ルーファスポーツからリック・ルーファスとアスクレンがコーナーに就いていた。

一方、米国のファンでも一部話題なのが、ローラーのセコンドだ。CB・ダラウェーを渋くしたような御仁が、なぞの人物。一説によると親類、旧友ということで格闘技的に果たしている役割も謎のまま。ということもあり、ATTの同門というファクターはそれほど重視されないアトランタ大会のメインといえるかもしれない。

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