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【Bellator151】新旧&グレコ×フリー対決、ジョー・ウォーレン×ダリオン・コールドウェル

Warren vs Caldwell【写真】39歳のウォーレンと28歳のコールドウェルがメインで戦う (C)MMAPLANET

4日(金・現地時間)、オクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールド・カジノ&リゾートでBellator 151「Warren vs Caldwell」が開催される。メインはタイトル名にあるようにジョー・ウォーレンとダリオン・コールドウェルのバンタム級戦だ。

ウォーレンは2006年にグレコの世界王者となり2009年にMMAデビュー、ベラトールではフェザー級とバンタム級の2階級で世界王者となっている。昨年3月にマルコ・ロウロにヒザ十字で王座を明け渡したが、9月には所英男との激闘を制したLD・デイビスに完封勝ちをしている。ウォーレンはUFCからビッグネームの獲得が続くベラトールの顔として戦ってきたが、今回はノンタイトル戦でシビアな新旧対決、コールドウェルを迎え撃つこととなった。

コールドウェルはウォーレンのように世界王者の経歴はないが、ノースカロライナ大学時代の2009年にNCAAを制し、2008年と2度のオールアメリカンに輝いている。大学4年間で積み上げた勝利は109で、敗北は僅か13のみという抜群の成績を残したコールドウェルは、卒業後はフリースタイル・レスリングで五輪代表の有力候補でありながら、ケガに泣かされ代表を逃した。MMAではまだ8試合しか経験していないが、全勝でうち4試合でフィニッシュしている。

ウォーレンとは同じレスラーといっても、コールドウェルは間合いが違う。ウォーレンがケージに詰めて胸を合わせた状態のボディロックでのテイクダウンを得意としているのとは対照的に、コールウェルは遠い距離からローシングルやアンクルピックを多用する。

体が伸び切ることなく鋭い踏み込みで、低い姿勢のテイクダウンをMMAに有効活用するコールドウェルと、ケージに押し込んだ状態からオントップといえる抜群のボディコントロールを誇るウォーレンの新旧スタイルの違ったレスラー対決、純粋レスリングでも非常に興味深いところに打撃とサブミッションが加わると、11歳年少のコールドウェル優位という見方も十分に成り立つ。

■ Bellator151対戦カード

<バンタム級/5分3R>
ジョー・ウォーレン(米国)
ダリオン・コールドウェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
フェルナンド・ゴンザレス(米国)
ギルバート・スミス(米国)

<フェザー級/5分3R>
バッバ・ジェンキンス(米国)
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ジョー・タイマングロ(グアム)
サーワン・カカイ(スウェーデン)

<フェザー級/5分3R>
スティーブン・バナザク(米国)
スティーブン・ピーターソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ネイマン・グレイシー(ブラジル)
ロジャー・キャロル(米国)

<フェザー級/5分3R>
クリス・ジョーンズ(米国)
レイ・ウッド(米国)

<バンタム級/5分3R>
スティーブ・ガルシア(米国)
リッキー・ターシオス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・パターソン(米国)
チャンス・レンカウンタ(米国)

<フェザー級/5分3R>
トレストン・トミソン(米国)
アーロン・ロバーソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
デレック・パーマー(米国)
ジャメイン・バーンズ(米国)

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