【Pancrase275】COROが激しい動きの試合を制して、5戦ぶりの勝利
<バンタム級/3分3R>
CORO(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
神田T800周一(日本)
前に出て右ハイを見せたCORO。神田は軽いハイを連続で見せて、ローを蹴っていく。左ミドルから右ローを蹴り、左右に動く神田を追いかけるCOROが右から返しの左フックを入れる。前蹴りを返した神田は左ハイを放つ。スイッチを交え、前後左右に動く神田の左ハイがCOROのアゴにヒット。神田はその場飛びも2度見せ、COROを混乱させようとした。
2R、右前蹴りを放ったCOROに対し、神田は右ハイ。COROは右から左を入れる。COROの左フックを受けた神田は動きが固まりそうになったところで組んでCOROをケージに詰める。離れたCOROが右を伸ばし、続いて右ミドルを蹴りこむ。神田は左ストレートを放つが、COROがブロックに阻まれる。残り20秒で右フックを飛び込んで打ち込んだ神田は、続いて左を見せてダブルレッグへ。COROがスプロールしてヒザを見せたところでラウンドが終了となった。
最終回、ハイを蹴り合った両者。COROは素早い前蹴り、神田は右ローを蹴っていく。COROのニータップはテイクダウンを奪えず、神田が左ハイを狙う。神田はスピニングバックフィストも、やや軸が乱れ始めたか。COROはテイクダウンのフェイクからハイ、神田も右足を取りに行く。これをスプロールしたCOROがダブルレッグでテイクダウンに成功。そのままバックに回るも、神田が立ち上がって胸を合わせる。前後の動きだけになった神田にCOROの左フックがヒットする。最後にダブルを狙ったCOROが神田をケージに押し込んでタイムアップを迎えた。動き続けた判断の難しい試合だったが、COROが3‐0の勝利を収め4連敗を逃れた。