【UFC195】T-City=Triangle City、オルテガが三角絞めでブランダォンからタップ奪う
<フェザー級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
Def.3R1分37秒by 三角絞め
ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
自らのローキックで尻餅をついたブランダォンが、右ロングフックを振るっていく。さらにワンツーを振り回し組みに行くと大きく持ち上げてスラムへ。パウンドを入れてスタンドに戻ったブランダォンにオルテガは首相撲からヒザ蹴りを入れる。パンチから組んだオルテガをケージに詰めたブランダォンがテイクダウンに成功する。オーバーフック&四の字クローズドガードのオルテガにブランダォンがキレのあるパウンドを入れて立ち上がる。
スタンドに戻るとブランダォンは右フックをヒット。オルテガは右ハイも、直後に右ボディフックを受ける。間合いを外したオルテガが左ジャブを見せるが、ブランダォンはワンツーを返す。さらにワンツーからローを蹴りこんだブランダォンに対し、オルテガは右ミドルを蹴りこむ。続いて右ジャブを入れたオルテガだったが、初回はブランダォンのモノとなった。
インターバル中にコーナーマンのヘナー・グレイシーから、「このままでいい。向こうは疲れる。ディープウォーターだ」というアドバイスを得たオルテガは、間合いを取ってブランダォンの打撃を捌いていく。ダブルレッグも切ったオルテガが右ジャブを2発から左ハイを繰り出す。ブランダォンの右ミドルをブロックしてワンツーを入れたオルテガがアイポークをアピールし一旦離れる。
すぐに試合が再開するとブランダォンが左ボディフック、オルテガは右フックを見せる。さらに左ストレートを伸ばしたオルテガはワンツー、ブランダォンは右のカウンターを返す。ブランダォンは右フックを再び打ち込む。オルテガは左ボディストレート、距離を取って空振りを誘いたい。動きを落としたブランダォンだが、手数はそれほどオルテガと変わらない。そしてヒット数は上回っているか。疲れを誘うだけではポイントは取れない――オルテガはフィニッシュが必要となった。
最終回、ラッシュをかけるブランダォンはオルテガのダブルレッグを切り替えしトップを取る。そして立ち上がったブランダォンにオルテガはギロチンもすっぽ抜けてガードへ。両者スタンドに戻ると、エルボーを空振りしたブランダォンのバックにオルテガが入る。
正面を向いたブランダォンにオルテガがギロチン、引き込んだブランダォンにはアナコンダ、さらにマウント取ってアームインギロチンへ。この時点でオルテガは三角絞めをセットアップしにかかる。そしてブランダォンがトップ取るや否や三角絞めでタップを奪った。