【UFN80】オクタゴンのシンデレラボーイ=ノースカットが、フィスターをギロチンで葬る
<ライト級/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
Def.2R0分41秒by ギロチンチョーク
コディー・フィスター(米国)
19歳の超新星ノースカットのUFC2戦目。笑顔を浮かべてコールを受けたノースカットに対し、パンチを振るいながら組み付いたフィスターが早々にテイクダウンを奪う。クローズドガードのノースカットは頭を抱え、続いてカンヌキへ。シザーススイープを狙ったノースカットから一本足を抜いたフィスターが左エルボーを落とす。ノースカットは足を戻すも、またハーフになり左のパンチを顔面に受ける。残り1分45秒でレフェリーがブレイクを命じると、観客はブーイングをおくる。
再開後、ノースカットがダブルレッグで一気にテイクダウンに成功し、ハーフからエルボーを落として肩固めへ。これは極めきれなかったが、自ら技を解きバックに回りつつ、ニーインベリー、立ち上がって後方からパンチを入れたノースカットが初回をリードした。
2Rも開始早々にテイクダウンを仕掛けたノースカットは、一瞬のうちにマウントを奪う。起き上がったフィスターに対し、スクランブルからがぶったノースカット。フィスターのシングルに対してギロチンへ。後方に引き込み、タップを奪った。「この機会を与えてくれたダナ・ホワイトに感謝している。当たられたチャンスを全て生かしたい。またテイクダウンを仕掛けてくれば、ギロチンと考えていた。2カ月あれば、また戦える」とシンデレラボーイは正統派らしいコメントを残した。