【RFA08】ムエタイ使いの黒帯柔術家ムニョスが強さ如何なく発揮
<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス(ブラジル)
Def.1R4分49秒by ギロチンチョーク
ミッチ・ジャクソン(米国)
ムニョスのローに距離を取るジャクソンだが、続く左フックを顔面に受ける。ジャクソンはムニョスの蹴り足を掴んでテイクダウンを狙うも、距離を取られる。バランスを崩したムニョスがすぐに立ち上がって右ローキック。組みつきたいジャクソンのボディにムニョスがヒザ蹴りを入れる。右ストレートから右エルボーと、攻勢に出るムニョスは、テイクダウン狙いをスプロールし左フックを入れる。
ムニョスの打撃のプレッシャーに対し、蹴り足を掴んでもテイクダウンを取れないジャクソンは、動きが固いままだ。右ローやミドルと蹴り技も交えるムニョスは、逆にボディロックからテイクダウンを奪うと、右のエルボーをサイドから入れ、ヒールフックへ。ここはジャクソンがローリングから足を抜いて立ち上がる。
スタンドに戻ると、右ストレートと右エルボーから左フック、左ボディフックとムニョスの一方的な展開が続く。右目尻をカットしているジャクソンに、首相撲からヒザを見舞い、エルボーを入れたムニョスは後ろ回し蹴りを見せる。残り20秒、組みに来たジャクソンの顔面にヒザを蹴り上げ、膝をつかせると、そのままギロチンに移行したムニョスは、後方へ一回転。圧倒的な強さを見せて、ジャクソンからタップを奪った。
ブラックハウスの新鋭が、その能力を如何なく発揮するデモンストレーションを終え、8月16日にLAでケオニー・コクとRFAバンタム級王座を賭けて戦うことが発表されると、両者がケージ内で健闘を称えあった。