【WSOF03】公開計量終了、負けられないフィッチ&注目ゲイジー
【写真】最近の言動を見る限り、ジョン・フィッチはジョシュ・バークマンに敗れることは許されない。UFCを離れ、注目をより集める結果となったカードだ(C)WSOF
明日14日(金・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのハードロック・ホテル& カジノで開催されるWorld Series of Fighting03の公開計量が行われた。
プレリミ出場のジェフ・スミス以外、全てのファイターが問題なく計量をパスした。メインはUFCをリリースされ、ズッファへの体制不満を大いに口にするようになったジョン・フィッチがジョシュ・バークマンと対戦する。過去4戦こそ1勝2敗1分だが、それ以前は13勝1敗だったフィッチのリリースは、業界に衝撃を与えた。
そのフィッチの5つの一本勝ちの相手のなかに、バークマンが含まれている。06年4月に両者は対戦し、フィッチが2RでRNCを極めている。あれから7年2カ月、バークマンは2008年10月にUFCを離れ、中堅プロモーションで試合を重ね、以降7勝1敗という結果を残している。ジョーダン・メインに敗れているが、ジョーダン・スミス、ジェイミー・ヤーガー、ジェラルド・ハリス、アーロン・シンプソンを下しているバークマン。如何にフィッチの圧力をかわすことができるかに勝負は掛かってくるだろう。
【写真】計量の時点で、明らかに体の厚みが違うゲイジーとコッブ、ケージのなかではどれだけの差になるのか……(C)WSOF
その他の試合で注目したいのは、ジャスティン・ゲイジー。プロ8連勝、アマを含めると15連勝中のライト級ファイターは、来日経験もあるブライアン・コップと対戦。ゴツゴツとした勢いそのままの強さを見せてきたゲイジー、レスリング出身ながら柔らかい動きと粘りが持ち味のコッブだけに、試合を長引かせたいところ。もちろん、ゲイジーはレスリング能力も高く、接近戦の打撃も刃物のような切れ味があるだけに、24歳の新鋭が32歳の中堅を圧倒することも十分に考えられる。
■WSOF03 計量結果
<ウェルター級/5分3R>
ジョッシュ・バークマン:170ポンド(77.11キロ)
ジョン・フィッチ:171ポンド(77.56キロ)
<ウェルター級/5分3R>
スティーブ・カール:169.5ポンド(76.88キロ)
タイソン・スティール:170ポンド(77.11キロ)
<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ヴォルクマン:155.5ポンド(70.53キロ)
ライル・ビアーボーム:155.5ポンド(70.53キロ)
<ライト級/5分3R>
ジャスティン・ゲイジー:156ポンド(70.76キロ)
ブライアン・コッブ:155ポンド(70.31キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジェロッド・サンダース:146ポンド(66.22キロ)
ジェフ・スミス:146.4ポンド(66.41キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョン・ガンダーソン:154.5ポンド(70.08キロ)
ダン・ローゾン:156ポンド(70.76キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョー・マーフィー:135.5ポンド(61.46キロ)
カーウソン・ビービ:135ポンド(61.24キロ)
<ミドル級/5分3R>
クラシミール・ムラデノフ:185.5ポンド(84.14キロ)
ケンドリック・ミレー:185ポンド(83.91キロ)
<フェザー級/5分3R>
ブレンソン・ハンセン:146ポンド(66.22キロ)
ジョシュ・モンターヴォ:145ポンド(65.77キロ)