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【Kyushu JJC】パラエストラ北九州の3連覇目指し、西本健治がマスターカテゴリー出場

Kenji Nishimoto【写真】団体優勝を目指し、あえてマスターカテゴリー出場となる西本。ブラジリアン柔術はアカデミー対抗のスポーツであることを思い出させる判断だ(C)HIROYUKI KATO

現在の日本国内の柔術大会において、関東、関西に次ぎ盛り上がりを見せるのが九州だ。日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)の主催大会も年々参加者が増え、21、22日(土・日)に福岡県糟屋郡かずやドームで開催される「第9回九州柔術選手権」には延べ230名がエントリーし、2日間に渡る開催となった。キッズ部門だけでも50名近くが参加し、世代を問わずして九州に柔術が定着していることが分かる。
Text by Hiroyuki Kato

総勢32名の大所帯で団体優勝を狙うパラエストラ北九州。キーマンになるのはマスター1茶帯ミディアムヘビー級の西本健治である。西本といえば柔道出身の重量級選手として、一昨年度は紫帯で2013年JBJJF紫帯ランキング1位。昨年は須藤元気主催の柔術イベント「一騎討」にも出場した注目株。最近はアマチュア修斗でも結果を残しているが、やはりこの大会は外せないようだ。

「今大会はパラエストラ北九州の団体優勝3連覇がかかっているため、ポイント貢献のために初めてマスターカテゴリーで試合することになりました。アダルト部門は嶋田裕太選手とレフリー判定までもっていった中村雄太がウチにはいるので、彼がやってくれると思います。もちろんマスター部門でも油断はなく、週6以上の練習で柔術、MMA、グラップリングの練習なども入れたりしながら上手く融合しています。私が負けるわけにはいかない。そう思っていますので全力で試合に挑みます」

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