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【Pancrase271】馬場勇気と対戦ベタオ・ノゲイラ「ポハァダの多い戦いになる」

Betao Nogueira【写真】非常に強い目力、不退転の決意が宿っているようにも見えるベタオ・ノゲイラだ(C)MMAPLANET

29日(木)、東京都渋谷区の和術慧舟會HEARTSで11月1日(日)に東京都江東区ディファ有明で開催されるPancrase 271に出場するリルデシ・リマ・ディアス&ルイス・ベタオ・ノゲイラ、2人のブラジル人ファイターが公開練習を行った。

北米ではBellator、母国ブラジルでもWOCSとメジャーどころで戦ってきたノゲイラだが、7月のパンクラス初参戦では上田将勝に判定負けを喫した。試合後、デカゴンを下りるやケージサイドの椅子に倒れ込んだ姿も印象深い。再び、日本にやってくるチャンスを得たノゲイラが馬場勇気戦に向けての抱負を語った。

──前回の敗戦、試合後に歩けなくなるような事態に陥った要因は何だったのでしょうか。ケガがあったとか。

「ケガはなかったけど、自分でも何が起こったか理解ができなかった。試合中からどうにも体の調子がおかしくなった。もしかしたら調整段階でミスがあったのかもしれない」

──それでも試合終了までは立ち続けていたわけですね。

「勝ちたいという気持ちが残っていたので、最後の瞬間まで勝負を諦めたくなかった」

──外国人選手の宿命で負けると次はないという事例は過去にいくらでもありました。今回のオファーを受けた時はどのような気持ちでしたか。

「このチャンスを貰えて本当に嬉しい。日本にまた来られて良かった。前のような過ちはしない。そのためにしっかりと準備をしてきた。今回は前とは全く違う結果になるはずだ」

──馬場勇気選手の印象は?

「少ししか知らないけど、打撃が強い。だから打撃対策を練って来たし、寝技も十分に練習してきた。彼が打撃戦を望むなら受けて立つし、グラウンドを望むながら寝技で戦う」

──1Rが3分ということについては、何か異なった準備はしてきましたか。

「ラウンドタイムが短いことで、互いに思い切り良く爆発力のある仕掛けをするだろう。ポハァダが多い、殴りにあいになる。そしてKOか一本を狙う戦いになるだろう」

──負けられない気持ちは前回よりも強いですか。

「勝ちたいという気持ちが前より強くなっているということはない。前も同じように心の底から勝ちたかった。ただ、あの夜は相手の方が強かった。だからこそ、あの敗北で学ぶことが多かった。よりハードなトレーニングを行うようになった。全てにおいて準備してきた」

──Fight Passでストリーミングされることに関しては?

「イベントにとっても良いことだし、選手にも良い刺激になる。家族や親せき、知り合いもブラジルで試合を見る状況はよりやる気を起こさせてくれるよ」

■Pancrase271対戦カード

<ウェルター級/3分3R>
マンモス谷部(日本)
手塚裕之(日本)

<フェザー級/3分3R>
近藤孝太(日本)
木村一成(日本)

<バンタム級/3分3R>
山本哲也(日本)
飯嶋重樹(日本)

<バンタム級/3分3R>
工藤修久(日本)
狸瑪猿シュン(日本)

<バンタム級/3分3R>
河村泰博(日本)
木暮聡(日本)

<フライ級/3分3R>
島袋力(日本)
鮎田直人(日本)

<KOPライト級王座決定戦/5分5R>
北岡悟(日本)
徳留一樹(日本)

<ストロー級(-52.2kg)初代王座決定戦/5分5R>
砂辺光久(日本)
阿部博之(日本)

<フライ級/5分3R>
上田将竜(日本)
リルデシ・リマ・ディアス(ブラジル)

<バンタム級/3分3R>
上田将勝(日本)
CORO(日本)

<バンタム級/3分3R>
馬場勇気(日本)
ルイス・ノゲイラ(ブラジル)

<ストロー級/5分3R>
江泉卓哉(日本)
室伏シンヤ(日本)

<無差別級/3分3R>
有己空(日本)
川口健次(日本)

<ウェルター級/3分3R>
三浦広光(日本)
KAZZ(日本)

<フライ級/3分3R>
仙三(日本)
藤井伸樹(日本)

<フェザー級/3分3R>
田村彰敏(日本)
横山恭介(日本)

<バンタム級/3分3R>
合島大樹(日本)
ヒロ・ヤマニハ(ブラジル)

<ライト級/3分3R>
網潤太郎(日本)
上田厚志(日本)

<フェザー級/3分3R>
杉山和史(日本)
中原由貴(日本)

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