【Pancrase271】タイトル調印式で北岡が事実上のコメント拒否。徳留は「応えるのがプロ意識」
【写真】カメラに視線を送る徳留と、目線を合わせない北岡。調印式は終始ピリピリした空気が流れていた(C)MMAPLANET
11月1日(日)に東京都江東区ディファ有明で開催されるPancrase 271のメインイベント、ライト級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチの調印式が16日(金)、東京都新宿区の㈱QJJ内㈱スマッシュ内の会議室で行われた。
北岡悟と徳留一樹の間で行われる今回のライト級KO王座決定戦。廣瀬隆司KOP実行委員会コミッショナーを間に調印書にサインを行う前に両者が、今大会の対戦に向けて意気込みを語る機会が設けられた。
ここで徳留が「ベルトを賭けたこういう機会に漕ぎつけられたことが、凄く嬉しい。日本のライト級では北岡さんは誰が見てもナンバーワンの相手なので、そんな人とパンクラスのメインでベルトを賭けて戦えることは自分にとって凄く光栄です」と語ると、北岡は「この場で特に言うことはありません」と一言。
続く質疑応答でも北岡は全てに質問に対し、「この場で特に言いたくありません」、「特に言いたくありません」と終始、返答することを拒否した。ちなみに北岡がコメントを残さなかった質問に対して、徳留は──練習を一緒にしていた時の印象について──は「強い人がいるから、(出稽古に)行っていたわけで。強いのは十分知っています。全部強いです」と返答し、勝算に関しても「それはやってみたいと分からないですけど、やれることは全部やってきたので、そこは試合を見てもらって」と応えた。
最後の5分×5Rという試合タイムに関しては、徳留は「5分×5Rは北岡さんは何度かされていると思いますが、自分は初めてで未知の世界です。そのためにしっかりと練習してきたので問題ないかと思います」と話した。
ここで質疑応答は終了、調印式と記念撮影へ。そこでも徳留が各カメラに視線を送ったのに対し、北岡がカメラ目線になることはなかった。会見終了後、徳留は「あれが北岡さんのプロ意識なんでしょうが、僕が『北岡さんが話さないなら、自分も話さない』なんていうと、折角集まっていただいた記者の方に失礼ですし。応えるのが僕のプロ意識でした」と本音を吐露した。対戦まで16日、早くもヒリヒリしてきた北岡×徳留の王座決定戦だ。