【M-1 Korea】吉田ゼンコー善行が、M-1韓国大会でライト級戦
【写真】この5月10日で39歳になった吉田は、最後の大舞台を目指し勝利必須のM-1 KOREA参戦を果たす(C)MMAPLANET
6月22日(土・現地時間)、ソウル郊外キョンギドのイルサン、Kintexで開催されるM-1 KOREAの大会に日本から吉田善行が出場することが決まった。UFC&Bellatorという二大MMAプロモーション経験者の吉田は、ライト級正式転向初戦を韓国で迎えることとなった。
1万5000人収容の大会場でブレッド・ロジャース、ジェフ・モンソン、ダニエル・アカーシオら海外勢と、イ・グァンヒ、クァク・ミョンソプなど韓国人ファイターの出場が見込まれている同大会で、吉田はジョン・ドゥジェと対戦することが決まった。昨年10月にフィンランドでニコ・プハッカを破って以来、8カ月ぶりのファイトは、ライト級契約で戦う最初の試合となる。
Cage Forceウェルター級王者からUFCへ、その後Bellatorも含めメジャーのウェルター級で戦ってきた吉田は、さらなるチャンスを求め階級を下げることを決意し、前述のプハッカ戦では71・5キロの契約マッチで戦っていた。再びメジャーの場で戦うために、国内復帰を視野に入れつつ、今回はM-1 KOREAと選択した吉田は元スプリットMC王者で、戦極にも来日しているイ・グァンヒと対戦するプランもあったが、ジョン・ドゥジェに落ち着いた形だ。ジョン・ドゥジェ昨年9月にDEEP大阪大会で中尾受太郎に敗れ、戦績は5勝12敗というファイターだ。
大会当日はウォンジュでRFCが開催されるなか、イベントをバッティングさせるM-1 KOREA。元ネオファイト関係者や大韓サンボ協会が、投資家を集め昨年9月にもモッポ(木浦)でイベントを開き、SBSスポーツでTV中継を行ったが、そのような大会事情に関係なく吉田にとっては白星ゲット必須の韓国でのファイトとなる。