【Bellator143】元極真世界王者&K-1ファイターのテイシェイラが、ベラトール初陣に臨む
【写真】空手、キックに続きMMAでも世界レベルの舞台で、試合をすることとなったテイシェイラだ(C)MMAPLANET
25日(金・現地時間)にテキサス州ヒダルゴのステイトファーム・アリーナでBellator 143「Warren vs Davis」。メインは大会名にある通り、ジョー・ウォーレンと3月大会で日本の所英男を破ったLC・デイビスが戦うバンタム級の試合が組まれている。
そんなメキシコ国境の街で行われる今大会にエヴェウトン・テイシェイラが初参戦し、同じブラジルのヴィニシウス・ケイロスと対戦する。テイシェイラはアデミール・コスタ、パウロ・フィリョに続くブラジルの極真を代表する空手家で2007年の世界大会で優勝、史上2人目の非日本人世界王者に輝いている。
続く2011年の第10回全江会空手道選手権大会でも準優勝したテイシェイラ。この間K-1のリングに上がり、GLORYでの戦績を合わせるとキックボクシングで11勝4敗の戦績を残し、2012年にはMMAデビューを飾っている。
まだMMA戦績は3勝0敗で、今回の試合がブラジルはおろかサルバドール以外での初めてのMMAマッチとなる。過去3試合はほぼ打撃オンリーの試合で、初戦では蹴り技を多用し最後はヒザ蹴りでKO勝ちを収めている。その後の2試合は判定勝ちで、3戦目などはワンツー中心のボクシングを主武器に蹴りの数も減っていた。
対戦相手のケイロスもムエタイがベースのストライカーで、柔術でも茶帯を巻いている。打撃ではテイシェイラが上、ただし組みと寝技があるなかで、どれだけ打撃を使いこなすことができるか。ケイロスもレイバー・ジョンソンをKOしているが、ここは打撃のプレッシャーを与えても、ヒザを警戒しつつ組んで倒していくことが勝利への近道となることは間違いない。
■ Bellator143対戦カード
<バンタム級/5分3R>
ジョー・ウォーレン(米国)
LC・デイビス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ジョーイ・ベルトラン(米国)
ケンドール・グローブ(米国)
<フェザー級/5分3R>
ヘンリー・コラレス(米国)
エマニュエル・サンチェス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ヴィニシウス・ケイロス(ブラジル)
エヴェウトン・テイシェイラ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
スティーブ・ガルシア(米国)
エドゥアルド・ブスティーヨ(米国)
<フェザー級/5分3R>
トニーニョ・フリア(ブラジル)
ジョン・テイシェイラ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ホゼ・フローレス(米国)
ギレルモ・ゴンザレス(米国)
<ライト級/5分3R>
ギルヘルミ・ファリアス(ブラジル)
ジャレッド・チャフィー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ブライス・メヒア(米国)
アブドゥル・ラザク(米国)
<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル(米国)
ショーン・バンチ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
チェイス・ゴムリー(米国)
ダン・チャールズ(米国)
<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥア(米国)
ニック・ゴンザレス(米国)
<ウェルター級/5分3R>
アブラム・トーレス(米国)
ダニエル・セルバンテス(米国)
<バンタム級/5分3R>
サウル・エリゾンド(米国)
アマドア・ラミレス(米国)