【ONE30】結局、上海大会は中止?! 安藤×フエルタは9月27日、豪華ジャカルタ大会にコソッと変更
【写真】フエルタ×安藤が加わったインドネシア大会のラインアップ(C)ONE
12日、ONEの公式フェイスブック及びツイッター上で27日(土・現地時間)、インドネシアのジャカルタ大会のラインナップに当初は9月1日に予定されていた上海大会で組まれていた安藤晃司×ロジャー・フエルタ戦が加えられた。
上海のメルセデスベンツ・アリーナで開催される予定だったONE30「Dynasty of Champions 」はファイターへの連絡はともかく、ファンやメディアに対してONEから正式発表はなく、ホームページのイベント情報のページでリスケジュールされるという説明がなされていた。
その後、出場選手陣には17日に同じ上海で会場を代えて大会が行われるという連絡がいきわたり、メディアも正式発表を待つばかりであった。しかし、9日になり一部のファイターに上海大会は中止という話が伝わり、安藤陣営にもその時点でジャカルタ大会に試合が組み込まれるという連絡があった模様だ。
中止でなく延期という表現を使い、その知らせにしても通常のようにオフィシャルリリースもないONEの有り方は首をかしげざるを得ない。結局、ホームページ上のイベント予定からも上海大会は消去されている。いってみれば中止や延期は起きてしまったもので、その事実は消去のしようはない。だからこそホームページ上でこっそりモノゴトの進めるのではなく、しっかりと事実を発表する方が信頼を得られると思うのだが……。日本や欧米とは違うビジネスの進め方があるのだろうか。
いずれにせよ、今回の件について安藤は「フエルタも同じ境遇。言い訳はできない」と末に心入れ替えている。また上海大会で行われるはずだった岡崎康悦×キム・デファン、朴光哲×メジャー・オーバーオールの2試合はジャカルタ大会に加わっておらず、10月9日のクアラルンプール大会、11月に予定されているシンガポール大会への振り替えが予想される。
メインがONE世界フェザー級選手権試合=王者ジャダンバ・ナラントンガラグ×挑戦者マラット・ガフモフ、同じくフェザー級のエウベウ・バーンズ×ティモフィ・ナシューヒン戦というジャカルタ大会に、安藤×フエルタが加わりカード的にはより興味深いイベントとなるだけに、発表方法が残念でならない。