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【Bellator95】TUFシーズン8出身ノヴァー、手堅く判定勝ち

2013.04.05

<ライト級/5分3R>
フィリップ・ノヴァー(米国)
Def.3-0:30-27, 30-27,29-28
ダレル・ホーカー(米国)

試合開始直後に軽い打撃から組みついた元UFCファイターのノヴァー、サウスポーのホーカーに左ハイを見せる。ノヴァーは続くダブルレッグを切られ、ケージに押し込まれる。ケージ際の攻防が続き、体を入れ替えたノヴァーだが、腰は軽くすぐに態勢を戻される。残り2分を切り、レフェリーがブレイクを命じ試合はケージ中央で再開。ノヴァーはスイッチを織り交ぜながら、左ジャブを伸ばし、右ハイにつなげる。右ローから前に出るホーカーに、左ストレートをヒットさせたノヴァー。直後にホーカーが組みつき、ハイクロッチでテイクダウンも狙うもノヴァーが耐え、1Rが終了した。

2R、右ミドルから左ハイを繰り出すノヴァーだが、左フックを受け組みつく。と、シングルレッグからダブルに切り替え、テイクダウンに成功。そのままサイドを取る。左ヒジを落すノヴァーは、ガードに戻されてなお勢いのあるパンチを落していく。ロックアップし、パンチを出させないようしがみつくホーカーだが、この態勢では立ち上がることはできない。残り1分を切り、体を離したノヴァーが勢いの増したパンチを落す。残り10秒で、首から極めるリアネイキドチョークを仕掛けるも、バックに回り切れずタイムアップに。

最終回、ホーカーの左ハイに対し、ノヴァーが右ミドルを2発クリーンヒットする。打撃戦を続けることなく遠い距離から組みつき、簡単にスプロールされるノヴァーは、逆にケージに押し込まれてしまう。ギロチンを狙うノヴァーだが動きが止り、レフェリーがブレイクを命じる。仕切り直し後、左ミドルを入れたノヴァー。しかし、ここでも打撃の距離をキープすることなく、組みついていき流れが止ってしまう。残り10秒でテイクダウンし、パウンドを落すなど、結果的に上手く試合をまとめたノヴァーが、手堅く判定勝ちを手にした。

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